タイの新オープンホテル完全ガイド

タイの新オープンホテル完全ガイド

羽田発着便やLCCの就航もスタートして、もはやタイは「週末ステイ」デスティネーションに。
今回はバンコク、サムイ、チェンマイ、プーケットの、シティにリゾートに、旅心を刺激してやまない魅力的なホテルをご紹介します。


◆バンコクこのホテルに泊まりたい
①ダブリュー バンコク

ダブリュー バンコク(W Bangkok)

BTSチョンノンシー駅およびBRTサトーン駅を最寄りとするWバンコクは、2012年12月のオープン。界隈はオフィスビルが建ち並ぶビジネスディストリクトでしたが、近年はインターナショナル系高級ホテルやレジデンスが次々参入。それに影響されてか、ハイクラスのレストランやしゃれたカフェも登場してきました。今や、アフターワークに立ち寄りたいエリアナンバーワンとして注目を浴びています。

そのムード造りの立役者がこのホテル。世界各地でヒップなデザインホテルを展開しているWの中でも、規模・コンセプトとも群を抜くビッグスケールの1軒です。コンクリートのゲートをくぐると噴水を囲んでロータリーが設けられ、左手にハイテックなデザインの本館ビル、正面にコロニアルスタイルのヴィラが配置されています。夕刻になるとビルの壁面には「W」のロゴが浮かび上がり、まるで誘蛾灯のごとく、バンコクのカッティングエッジな人々を引き寄せています。

館内はとにかく全ての空間の大きさに驚かされること必至。ロビー、ラウンジ、そして客室もまたリゾート並みの開放感あふれる造り。決してデコラティブではないのですが、ネオンカラーを駆使したライティングが近未来テイストを演出しており、その中にいるとゲストはなぜかドキドキワクワク。不思議なグループ感に包まれていくのです。

客室はシャープで機能的。やはりスペーシーなイメージの家具に、ムエタイをモチーフにした小物のミスマッチがユニークです。ミニバーやスナックボックスには、小腹が空いた時やアルコールのお供に嬉しいアレコレがたっぷり。バスアメニティはニューヨークの有名スパ「ブリス」のWオリジナル仕様。柑橘系のさわやかなフレグランスで暑さをふきとばしたら、さて今日は屋上のプールでのんびり過ごしましょうか、それとも「ウーバー」でブランチにしましょうか。悩むのもまた楽しい時間がゆっくりと過ぎていきます。

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②サイアム

古き良きタイライフへのオマージュ

サイアム(The Siam)

バンコクでは、相変わらず大型シティホテルやブティック系ビジネスホテルのオープンラッシュが続いています。そのメインステージとなっているのがスクンビットやプラトゥーナームといった繁華街ですが、一方で、思いもかけない場所に、思いもかけないようなホテルが誕生していることをご存じですか? ビクトリーモニュメントから西に一直線に伸びるラーチャウィティー通りが、チャオプラヤー川にかかる手前にも、そんな1軒があります。

ホテルの名はサイアム。川面を望む12万平米超という広大な敷地の中に、わずか39の客室。伝統的なタイ様式とアールデコを融合させた、ノーブルかつ優雅なデザインは、サムイ島のフォーシーズンズやバリのセントレジスを手がけた「リゾートの巨匠」ビル・ベンスリーによるもの。独特のカラースキーム、目覚まし時計一つにいたるまで吟味された内装、なのにどこか懐かしい……。これまでもタイスタイルへのこだわりを盛り込んだホテルは多々ありましたが、サイアムの独創性は、圧倒的な存在感を放っています。

客室はスイートから、プライベートプール付きのヴィラまで全6カテゴリー。いずれもスタイリッシュなオリエンタルイメージに彩られ、まるでタイムスリップしたような気分になります。ここのシンボルとも言えるのが、アユタヤから運河を渡って運ばれてきた木造の伝統的なタイハウス。かつてタイのセレブリティとして、世界中のロイヤリティと親交のあった著名女性の住まいだったものだそうです。

在りし日のロイヤリティの生活を追体験したいなら、同じく木造のタイハウスを利用しているチョーンタイレストランへどうぞ。ここではオールドスタイルのドリンク類をはじめ、農場から直送の食材を使った「本当の」タイ料理を味わうことができます。さあ、都会の中の隔絶された空間へエスケープ。もうどこにも出かけずに、比類なき時間を過ごしてください。

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③モード サトーン ホテル

モード サトーン ホテル

ネオンパープルにきらめくエントランスのライティング、ハーフミラーの自動ドアにはW・・・ではなく、深紅のMのロゴ。BTSスラサック駅の真向かいに2013年4月にオープンしたばかりなのが、モード サトーン ホテル。マネジメントは、デザインホテルの先輩サイアム@サイアム。ここは仕事にも遊びにもこだわりたいゲストのための、「バンコク初のファッショナブルライフスタイル」ホテルです。

客室は全5カテゴリー。シックなアーバンスタイルを演出しているのが、ビジネススチューディオ、ワンベッドルームスイート、プレジデンシャルスイートといった、ビジネスユースを意識したカテゴリー。デラックスモードとエグゼクティブモードは、さらにデザインが各3パターン用意されており、モノトーンのスタイリッシュなものから、ネオンカラーとビタミンカラーを思い切りよく使った、ヒップでポップなイメージのものまで多彩。ルームキーをもらう前に、ぜひ見学をリクエストしてください。

客室数201と比較的大きめの規模ということもあり、館内施設も充実しています。もはや、バンコクのナイトライフのファーストステップとしてマストとも言うべきルーフトップバーも、もちろんバッチリ。38階のテラスから眺めるスカイラインは、ゴージャスな夜をさらに盛り上げてくれそうです。また10階にもヒップなバーとオールデイダイニング、5階はコンテンポラリータイクイジーン、1階はフレンチテイストのビストロカフェがあります。

慌ただしい日常からのハイダウェイとして利用して欲しいのが、ウオーターベッドが置かれた屋上のインフィニティプール。プールサイドバーも大人のイメージです。日中は外出してしまうゲストが多いため、意外な穴場でもあるのです。また、スパも白一色の実にエレガントな空間。ドアをくぐるだけで別世界へのトリップがかないますよ!

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◆バンコクで贅沢ショートステイ
①イースティン グランド ホテル サトーン バンコク

イースティン グランド ホテル サトーン バンコク

洗練されたエキゾティズムをアクセントにした、エグゼクティブのためのスマートなシティホテルが、イースティン グランド。サトーンのビジネスエリアにオープンしたニューフェイスは、美しいガラス張りの高層ビルです。大きな売りはBTSスラサック駅にダイレクトインできること。実は駅に直結しているホテルはバンコクでは希少価値。渋滞がひどい市内ではタクシーよりBTSやMRTの方がはるかに便利なため、タイトなスケジュールでの移動を余儀なくされるビジネスマンには高い評価を得ています。

もちろん商用だけではありません。整備のよくない道路を歩いたり、急なスコールに見舞われたりするのは心配と苦労の連続ですから、大きな荷物がある時や、子どもや年配者をともなっての旅などでは、このホテルのロケーションのよさが身にしみてわかるでしょう。スラサックはやや中心から離れていますが、観光名所が集まるチャオプラヤー川方面を中心にしたい人にはもってこい。となりのサバーン・タクシーン駅は船着き場にも隣接しています。

客室は最小でも32平米。天井が高く、収納型・壁掛型の機器・設備がさらにゆとりを演出しています。ピクチャーウインドウからは、バンコク市街もしくはチャオプラヤー川が一望でき、低層階でも景観に物足りなさを感じることはありません。インテリアは機能的なアーバンスタイル。装飾が控えめで、ビジネスマンのニーズに応えるサービスも充実。繁華街の喧噪が苦手で、落ち着いた滞在を望むゲストにもおすすめです。

館内施設もアッパークラスを想定した構成で、プールから市街のパノラマを望む席が自慢のイタリアンレストランや、やはりBTSからダイレクトアクセスできるチャイニーズレストランは、デートや接待でもよく利用されています。気兼ねなくくつろぎたいならオールデイダイニングやラウンジ、14階のプールサイドへ出かけてみては。特にプールからのパノラマは絶景で、サンライズからサンセットまで素晴らしい時間が過ごせます。

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②ダブルトゥリー バイ ヒルトン ホテル スクンビット バンコク

ダブルトゥリー バイ ヒルトン ホテル スクンビット バンコク

これまでインペリアル タラとして長らく親しまれてきたホテルが、スタイリッシュなアーバンホテルに大変身しました。新オープンは2013年5月。最寄りはBTSプロンポーン駅で、周辺はエンポリウムや有名スパ、穴場レストランなどが集まるエリア。バンコク初心者にもハイパーリピーターにも、きっと満足してもらえるロケーションです。

近代的な空中庭園を備えた外観同様、館内もナチュラルなデザインを意識した現代的なスタイル。客室にもわかりやすい「タイらしさ」は採用されず、エアリーでやや無国籍なイメージに。アースカラーのファブリックに明るい色調の木製家具と、目にも体にも優しいインテリア。バスルームへの動線に工夫が施され、段差も極力排除。どんな人にも快適な空間が用意されています。

そんな優しさは、サービスにも如実に表れています。タイのホテルでは到着時にトロピカルなウエルカムドリンクが供されることが多いのですが、このホテルではドリンクだけでなく、その日に焼いたホームメードクッキーがプラス。ゲストが思わずニッコリしてしまう、嬉しい歓迎です。こうしたちょっとした、でもゲストにはありがたい心づかいは、24時間オープンのフィットネスや、快適な室内機器・備品といったさりげない形で示されています。

ゆったりとした室内でマイペースにくつろぐのに飽きたら、ちょっとおしゃれをしてオールデイダイニングの「ディライト」や、プールサイドの「モザイク」に足を運んでみましょう。カクテル片手に味わえるバーベキューやクラシックなタイ料理が、夕刻のひとときを華やかに彩ってくれます。気取らないけれど、心地よい緊張感に包まれる。そんなダブルトゥリーの「粋」を、自分の目で確かめてみてください。

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③アライズ ホテル スクンビット

アライズ ホテル スクンビット

手頃な料金でデザインにもこだわった個性的なホテルが続々登場しているスクンビット界隈に、またユニークな1軒がオープンしました。客室数151と比較的規模の大きなアライズが目指すのは、これまでの画一的なビジネスホテルのイメージを打破し、都会のオアシス的な存在になること。滞在目的がビジネスであれレジャーであれ、日常からのエスケープと極上のリラックスの場を提供することをモットーに、「あって嬉しい」あれこれを過不足なく盛り込んでいます。

客室はスーペリアでも25平米とゆったりめで、驚くのは明るく広々としたバスルームとキチネットが付帯していること。ワーキングスペースもしっかり確保されており、造りつけのラナイ風ソファやキャビネットが実にスマート。白木の家具やホワイトを基調にした内装のカラーリングも清潔感を醸し出しており、パープルの差し色が品の良さを引き立てています。

館内でのWIFI接続は無料。デラックス以上のカテゴリーには洗濯乾燥機も完備しています。ルームクリーニングは週3回なので、買い出しをして自炊をしたりと、自宅気分でくつろげるのが魅力です。一方で中庭にはプールがあり、ラウンジではちょっとしたアペリティフが楽しめるなど、ホテルとしてのサービスも充実しています。

最寄りはBTSプロンポーン駅から徒歩約5分。駅周辺にはコンビニや飲食店も多数あるので、困ることはありません。タイ各地へ小旅行の予定があるなら、ここを拠点にして移動するのもいいかもしれません。ロングステイや女性のひとり旅にもおすすめです。コストパフォーマンスのよさはピカイチ。一度利用したら、きっとファンになること間違いありません。

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◆どこにする? サムイはまだまだ沸騰中
①ヴァナ ベッレ コ サムイ

ヴァナ ベッレ コ サムイ

各種宿泊施設が密集するチャウエンビーチの南は、まだ開発ラッシュの波に巻き込まれておらず、サムイでは老舗となる有名リゾートが点在しています。その静かで穏やかなエリアで、ビーチを見下ろすように建っているのがヴァナ ベッレ。イタリア語で「美しき無駄」とでもいうような、一風変わったこの名称。何もしない優雅な時間を象徴するような、実に意味深なネーミングです。

オープンは2013年1月。スターウッズのラグジュアリーコレクションの1軒で、スタイルとしてはシックでノーブルなアーバンリゾート風。島内にある同じスターウッド系のW リトリートに比べると、よりオーセンティックでハイクラス向けのデザインになっています。また造築は周辺環境にも配慮がなされ、敷地内のガーデンや屋外プールにその志を感じ取ることができます。

客室は全てスイートでプライベートプール付き。86平米のクラシックプールスイートから、211平米のトロピカルプールヴィラまで5カテゴリーが用意されています。外観は伝統的なタイハウスを模していますが、室内は洗練された最新の機器・設備を搭載。目覚めた瞬間から海の景観が飛び込んでくるようなレイアウトも、このロケーションならではの贅沢なサービスでしょう。レストランやスパなど、どこにいても「絵になる」ラグジュアリーリゾートで、文字通りのバカンスを満喫してください。

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②アマタラ プラ プール ヴィラ

アマタラ プラ プール ヴィラ

小規模でハイセンスなブティックリゾートや手頃なゲストハウスが集まるラマイビーチは、チャウエンビーチほど人気は高くありませんが、昔から長逗留するヨーロッパ人が多いのんびりしたエリア。約1200年前には王宮があり、以降も王族たちの保養地として長らく愛されてきた場所なのだそうです。

アマンタラ プラは、そんな在りし日のイメージを現代によみがえらせたようなリゾート。石門を構えたエントランスからすでに風格と重厚感が漂ってきます。全18のヴィラは全てプライベートプール付き。ブラックマーブルやタイチークをふんだんに使った室内は、調度品にも伝統的なタイの品々をチョイス。IHヒーターを搭載したフルキッチン、バルコニー、バレ、ジェットバス付き大型バスタブ、洗濯機まで完備。洗面台は男性、女性がそれぞれ使いやすいようなダブルシンク仕様になっており、長期滞在どころか、そのまま暮らせてしまえそうな完璧な空間が用意されています。

またヴィラごとの隔絶感を巧みに演出し、ヴィラ内では段差を設けてフラットで単調になりがちな敷地にアクセントをつけるなど、ゲストの滞在をよりプライベートにかつ刺激的にする工夫が施されています。クッキングクラスやヨガなど、アクティビティも豊富で、ヴィラタイプのスパもこもりきりで堪能したくなるヒーリングパラダイス。オリジナルのベジタリアンミールはヨガ愛好者にも好評です。タイ舞踊を鑑賞しながらのディナーショーもお忘れなく!

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③ブンダリ チャウエン ビーチ リゾート

ブンダリ チャウエン ビーチ リゾート

チャウエンヤイのほぼ南端に位置する、非常に使い勝手のよいリゾートです。チャウエン中心部までは徒歩でもアクセス可能なのに、このリゾートの界隈は喧噪とは無縁。海に続いていくようなインフィニティプールや、ビーチパラソルの下で過ごすひとときは、昔ながらのサムイの雰囲気そのまま。マイペースでのんびり過ごしたいバカンスには最高のロケーションです。

客室はビーチ側にある14棟のバンガローと、39室のホテルタイプのデラックスルーム。うち7室は1階にありプールにそのまま飛び込むことができるようになっています。このデラックスの客室を擁するビルのデザインは、華やかなモロッコスタイル。内装もビビッドで、美しい色合いのファブリックは女性ゲストに特に好評です。一方バンガローは、トラディショナルな南タイの様式。明るい木材と天蓋付きの4柱ベッド。シンプルで居心地がよく、カップルから家族連れまで気持ちよく過ごすことができます。

リゾート乱立の影響で、年々宿泊料金が上昇していくサムイ島にあって、人気のチャウエンビーチで4ツ星クラスながら、お手頃価格で泊まれるこのリゾートは、サムイらしさを求めなおかつコスパにこだわるサムイビギナーにはとりわけおすすめの1軒。スパも気軽に足を運べるカジュアルなスタイルですから、男性でも気後れせずにトライできますよ。

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④シバヤ パームズ サンセット ビーチ リゾート

シバヤ パームズ サンセット ビーチ リゾート

夕日の美しさは格別といわれるタリンガムは、チャウエンやラマイビーチのような賑やかなエリアがなく、ジャングルの中に各種宿泊施設が点在しています。アクティブに過ごしたい人にはアクセスが大変ですが、反対に何もしないでゆっくりと心身をリフレッシュしたい人にはうってつけ。またそうしたゲストを満足させるリゾートもたくさんそろっています。

シバヤ パームス サンセット ビーチ リゾートは、2棟のヴィラと4室のアパートメントのみという、小規模なプライベートリゾート。伝統的な南タイ様式の低層建ての外観は、セレブの別荘を彷彿とさせるたたずまいです。岩場が多く、穏やかなビーチに恵まれないタリンガムですが、このリゾートはビーチフロントの素晴らしいロケーションを確保しているのが自慢です。

プールを挟んで建つアパートは、大理石やチーク材などクラシックなタイスタイルを活かしたデザインで、重厚感のある家具が落ち着きと風格を醸し出しています。アパートといっても実際はほぼ戸建てのイメージで、客室間にプールが配されているため、さらにプライベート感が際立っています。ヴィラはよりシックな印象。フルキッチン、洗濯機、チークの家具なども贅沢かつ居住性もバツグンです。マッサージは各室内で施術OK、海に面したフィットネスではムエタイの体験もできます。ロングステイの際は選んで悔いのない1軒といえそうです。

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◆チェンマイ&プーケット次はここ
①サラ ランナ チェンマイ

サラ ランナ チェンマイ

サムイやプーケットで、個性的なリゾートを展開しているサラが、ついにチェンマイにも進出。オープンは2013年3月。コンテンポラリーなランナースタイルで、場所はピン川にかかる歩行者専用のチェンソムアヌソーン橋のたもと。「ギャラリー」や「グッドビューリバーサイド」などのおしゃれレストランが集結している人気のエリアです。

コンセプトは、シックでスタイリッシュなリバーサイドのリトリート。サラの特徴であるホワイト&グレーのカラースキームはここでも健在で、北タイ独特の厚手のファブリックや幾何学模様をアレンジし、エレガントでゴージャス、なのにどこか家庭的な温もりを漂わせた独特な世界観を造り上げています。ゲストに心ゆくまでリラックスして欲しいという願いからか、ワーキングスペースは極力簡素化。お仕事モードはオフにすべしなのです。

おすすめはリバーデラックスバルコニーの客室。据え置き型のバスタブや布帛の使い方が絶妙で、バスケットの中にアメニティ類を収納するなど、女性が喜びそうなツボが満載です。施設ではヨーロピアンテイストのスパや、ハンドメイドのパスタとワインの品揃えが自慢のイタリアンレストランも必見。ゆったりとしたテーブルセッティングが心地よい、おしゃれして出かけたい話題のスポットです。

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②パンヴィマン チェンマイ スパ リゾート

パンヴィマン チェンマイ スパ リゾート

チェンマイ中心部からドイステープの北西に向かって車で約45分。森林に囲まれ、中庭にはオーキッド等の花々が咲き乱れる小高い丘に建つ宮殿のようなホテル。それが世界のラグジュアリーホテルアワードの連続受賞歴を持つ有名スパリゾート、パンヴィマンです。

何よりも「リラックス」が最優先された客室は、ホテルルームとヴィラの2タイプ。ヴィラはダークブラウンのチーク材を使ったコンテンポラリーなランナースタイルで、スチームルームやジャクージ、プールなどの贅沢な設備が付帯し、重厚感と高級感にあふれています。ホテルルームもゆったりと広く、同行者がいても息苦しさは全くありません。いずれも室内やバルコニー、プールサイドなどのプライベート空間でもトリートメントを受けることができるのが嬉しいですね。

滞在目的のメインとなるスパは広大な敷地を有し、空中庭園さながらの東屋や洞窟など、素晴らしい施術ロケーションが魅力。ウオーターセラピー、アーユルベーダ、ウェルビーイングのセッションなど、心身の健康を取り戻す多彩なメニューがゲストを迎えます。ヘルシーメニューのスパレストランの他、2つのプール、クッキングクラス、ヨガや洞窟でのメディテーション、ペタンク、ボクシングなど珍しいアクティビティにもぜひチャレンジを。自分自身の体と向き合ういい機会になりそうです。

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③プルマン プーケット アルカディア ナイトン ビーチ

プルマン プーケット アルカディア ナイトン ビーチ

プルマン プーケット アルカディアは空港から車で約10分という、移動のストレスとは無縁のナイトンビーチに建つ2013年2月オープンのリゾート。重厚なチーク材を使ったエントランスをくぐると、美しいアンダマン海を見下ろす広大で濃密なグリーンの中に、合計277室を擁する客室ビルとヴィラが点在しています。

ホテルタイプの客室はタイカルチャーを現代的にアレンジした、アーティスティックでノーブルなインテリア。ゆったりとしたベランダにはデイベッドが置かれ、オーシャンとグランドオーシャンの部屋では目の前に海のパノラマが広がります。子供用のアルコーブエリアを備え、キッズプールにも隣接したファミリーデラックスは、10歳以下の子供が2人まで同室可。他のゲストに迷惑をかけずに子供と一緒に滞在を楽しめると好評。キッズクラブも0歳から12歳以上まで細かく設定されているので大助かりです。

ハネムーナーやカップルに人気のヴィラは、プライベートダイニングやプール付き。どこにも出かけずに2人だけのスイートな時間を送りたい2人を、存分に盛り上げてくれるでしょう。敷地内に合計6つある飲食施設もバラエティ豊かで、わざわざ外出しなくてもいながらにしていろいろな味が楽しめるのが魅力です。他にもライブラリーやスパ、水陸双方を舞台にした多彩なアクティビティも用意され、短いバカンスでは全てを満喫できないかもしれません。

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④アビスタ ハイダウェイ リゾート & スパ プーケット

アビスタ ハイダウェイ リゾート & スパ プーケット

プーケット滞在の一番人気は何と言ってもパトンエリアですが、便利さはありがたいけれどあまりに賑やかすぎるのもね……と躊躇する向きも多いようです。そんな人におすすめしたいのが、アビスタ ハイダウェイ リゾート&スパ。エリアとしてはパトンの範疇に入りますが、実際にはその南端。スタイリッシュなブティックリゾートが点在する比較的静かな場所に建っています。

デザインは敷地内をくまなく見て回りたいほどユニーク。南タイのフローターヴィレッジにインスパイアされたとのことですが、垂直のラインを際立たせたデコレーションや、深みのあるカラースキームは何だか深海の中に迷い込んだよう。特に夜間の間接照明やライトアップは、ミステリアスな別世界の趣を演出しています。風が通り抜けていく広々としたロビーで手続きを済ませてから案内されるのは、24時間バトラーが待機する全室スイート仕様の広々とした客室。上質のチーク材の家具をさりげなく置き、美しいライティングとアンティークやハンドメイドの小物が、目と心を癒してくれます。

敷地内には宝石のようなオブジェが水に浮かぶジュエルコート、大型ライブラリー、3つのプール、タイはもちろん各国の料理が楽しめるレストランの他、アーユルベーダのプロが常駐し、本格的なホリスティック体験ができるスパやモダンなフィットネスも。ゲスト同士やスタッフとの交流が図れるイベントも各種開催されているので、機会を見つけて参加してみてください。

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