2010年03月04日 RELEASE No.10-002
『連続休暇に関するアンケート』調査実施
10日以上の長期休暇取得者は3割のみ・希望は平日に休んで海外旅行株式会社アップルワールド(以下、アップルワールド)は、運営する海外ホテル比較&予約サイト「アップルワールド.com」にて連続休暇に関するアンケート調査を実施し、その結果をまとめました。
日々の仕事や生活の活力となってくれるのが充実した休暇の過ごし方。ただ、日本は世界各国に比べ、休暇が取りづらく日数も短いといわれています。また、連続休暇がゴールデンウイークや年末年始などの特定時期に集中し、混雑や旅行代金の上昇につながっている課題が指摘され、政府に休日の分散化を目指す動きもあります。そこで、実際の休暇の取得状況やどのような休暇の過ごし方を望んでいるか、アップルワールドユーザーを対象にしたアンケートで最新の消費者ニーズを探ってみました。
アンケート結果では、「今年、5日以上の連続した休暇を取る」との回答が83%に上りました。ただ、実際に昨年、最も長く取れた連続休暇が何日くらいだったか聞いたところ、「10日以上」の長期休暇が取れた人は全体のわずか3割に過ぎないのが現状。「5~10日程度」が半数で最多となっており、「5日未満」という人も2割いました。
もともと海外個人旅行好きが多いアップルワールドユーザーを対象にした調査だけに、長期休暇が取れた場合の過ごし方の希望は「海外旅行」が96%と圧倒的多数。2位の「国内宿泊旅行」(2%)を 大きく引き離し、「家でのんびり休養する」「故郷に帰省する」といった選択肢を選ぶ人はほとんどいない結果になりました。長期休暇では海外旅行の人気が高い様子が鮮明に示されています。
また、有給などを使って取る、取りたい休暇のパターンは「平日の連続休暇」が42%でトップ。「夏休み期間中」(21%)、「ゴールデンウイーク」(10%)といった既存のピークシーズンを大きく上回りました。予約が取りやすく、料金も安い平日旅行が好まれる傾向が明らかになっています。「ハッピーマンデーなどと絡めた連続休暇」との回答は18%でしたが、「ハッピーマンデー導入で航空券などが取りにくくなった」との意見もありました。
このほか、休暇の分散化について聞いた自由回答では「欧米のように休暇取得を政府が法制化しないかぎり、休暇が取れる環境ではない」、「他人と一緒の行動を好む国民性に合わせた制度にする必要がある」、「就学児童を持つ家族の場合、学校を休ませて旅行に出かけることにもつながるので、対策が必要」との声もあり、さまざまな消費者ニーズ・環境を熟慮したうえでの休暇制度改革が求められていることがわかります。
アップルワールドでは今後も海外旅行をテーマに、旬の話題に即した様々なアンケートを実施し、海外旅行を取り巻く課題を浮き彫りにできるような情報提供に努めてまいります。
<調査概要>
調査名: | 連続休暇について |
調査期間: | 2010年1月20日(水)~2010年2月2日(火) |
調査方法: | アップルワールドが運営するサイト「アップルワールド.com」でアンケート調査実施 |
有効回答: | 20代から60代以上まで220件(男性94件、女性126件)の回答が寄せられた。 |
報道機関からのお問い合わせ:
アップルワールド 広報担当(press@post.appleworld.com)