ホテルを極めるスペインの旅~マドリッド、バルセロナ編~

ホテルを極めるスペインの旅~マドリッド、バルセロナ編~

クラシックホテルやデザインホテルなど、個性的なホテルが数多くあるスペイン。この特集では、スペインの人気都市、マドリッドとバルセロナから、旅をもっと豊かにしてくれる個性的なホテルをご紹介します。
※情報は掲載時のものです。その後変更となる場合がございますのでご了承ください。

<こちらもおすすめ>
ホテルを極めるスペインの旅~セビリア、グラナダ、コルドバ編~


<マドリッドのホテル選び ワンポイント・アドバイス>

プラド美術館北西は、各種ミュージアムやショッピング、外食にも便利なエリア。高級ホテルからスタイリッシュなデザインホテルまで、こだわりのホテルが多数集まっています。アトーチャ駅周辺は国内周遊の旅や団体ツアーで使われる中級クラスのホテルが点在しますが、あまり治安がよくないので夜は早目の帰館を心がけて。

スペイン広場からグランビア周辺は、歴史あるホテルやアパートメントタイプのホテルなどが、意外に手頃な料金で泊まれる場合も。地下鉄やタクシーを上手に使えば各所へのアクセスもさほど負担ではありません。

◆マドリッドのおすすめホテル
【1】ホテル リッツ(Hotel Ritz)

ホテル リッツ(Hotel Ritz)/マドリッド

ホテル リッツ バイ ベルモンドが建っているのはプラド美術館のすぐ隣。周辺はティッセンボルネミッサ美術館、王立サンフェルナンド美術アカデミーやソフィア王妃芸術センターという、マドリッド滞在中のマストスポットがひしめく「アートトライアングル」と呼ばれるエリア。ロンドンとパリのリッツに対抗した社交の場とすべく、アルフォンソ13世がこのホテルをオープンしたのは20世紀初頭のこと。彼の作戦は図に当たり、今日でもスペインを代表するラグジュアリーホテルとして君臨しています。

30室のスイートを含む全167の客室も、往年のムードを色濃く残しています。特注でつくられたロゴ入りのリネン類や手織りのカーペット、アンティークの家具・調度品は荘厳さすら感じさせ、大理石のバスルームも息をのむほど優雅です。さらに、きめ細かい心配りで滞在を彩ってくれるスタッフのサービスも、マドリッドの旅を忘れがたいものにしてくれる重要なポイント。そのホスピタリティは予約時から帰宅まで徹底しています。選ばれたゲストにふさわしい誇り高く優雅な時間が楽しめれば、きっとリッツのとりこになるはずです。

その他、マドリッドのホテルを探す

【2】ホテル ウニコ マドリッド(Hotel Unico Madrid)

ホテル ウニコ マドリッド(Hotel Unico Madrid)/マドリッド

ハイセンスなスペインブランドのブティックが軒を連ねるセラーノ通りの1本東、19世紀の貴族の館を改装したホテル ウニコ マドリッドは瀟洒な邸宅風のたたずまい。44室のエレガントなブティックホテルです。モノトーンの大理石が印象的なラウンジやシックなサロン風の客室は、ライフスタイルにこだわりを持つ大人のための空間。夜になれば中庭もヒップなラウンジに早変わり。食前酒を楽しんだら、ミシュランで2ツ星を獲得したレストラン「ラモン・フレイシア」に繰り出しましょう。居ながらにしてマドリッドのトレンドを丸ごと体感できるこのホテル、中庭向きの部屋を指定すれば落ち着いた時間を過ごせます。

その他、マドリッドのホテルを探す

【3】オンリー ユー ブティック ホテル マドリッド(Only YOU Boutique Hotel Madrid)

ブエナビスタ宮殿の裏手、周辺に人気バルや各国料理店が集まるグルメエリアに建つ全70室のブティックホテルです。この建物自体も昔は宮殿だったものですが、重厚な外観とは裏腹に館内はスタイリッシュなデザインが施されています。客室はコロニアルスタイルとモダンなテイストをミックスさせた、シンプルなようでいて実に手の込んだインテリア。予算があれば広いバルコニー付きのオンリーユーシークレットの部屋がおすすめ。テラスで楽しむ朝食やディナー前のアペリティフは夢心地です。地元でも有名なガストロバーは、お手軽なタパスもあるしコース料理も25ユーロから。気取らず足を運べるのが魅力です。

その他、マドリッドのホテルを探す

【4】ME マドリッド レイナ ヴィクトリア(ME Madrid Reina Victoria)

ME マドリッド レイナ ヴィクトリア(ME Madrid Reina Victoria)/マドリッド

スペインを代表するホテルグループ、メリアが手がけるMEはトレンドやアート、カルチャーを反映した「トランジットラウンジ」をコンセプトにした個性的なブランド。歴史ある建物を利用したこのME マドリッド レイナ ヴィクトリアも、落ち着いて過ごすというよりは、ホテルそのものをプレイスポットとして楽しんでもらおうといった気合いを感じます。客室こそシンプルで落ち着いたイメージですが、ナイトクラブの仕掛け人がプロデュースした屋上の「ザ・ルーフ」や地下のラウンジを筆頭に、館内のムードは終日グルーヴィ。カジュアルでクール、そしてパッショネイトなマドリッド滞在を堪能してください。

その他、マドリッドのホテルを探す

【5】セナトール グラン ビア 21 ホテル(Senator Gran Via 21 Hotel)

セナトール グラン ビア 21 ホテル(Senator Gran Via 21 Hotel)/マドリッド

市内中心部、地下鉄グランビア駅のそばに位置するホテル。小さなバルコニーの並ぶヨーロピアンスタイルの建物。フロントは小さめだが親しみやすい雰囲気。館内や客室にはライトオレンジやグリーンなどの色が用いられ、全体に明るく居心地が良い。賑わうグランビア通りに面しており買物や散策にも便利。

その他、マドリッドのホテルを探す

<バルセロナのホテル選び ワンポイント・アドバイス>

歴史を感じさせる雰囲気の中で過ごしたいなら、旧市街ゴシック地区のホテルがおすすめ。ただし料金は高めで部屋もややコンパクト。バスタブ付きも少ないので、施設や機器・設備にこだわる人は事前に確認を。ランブラス通り界隈には個人経営のホステルやゲストハウスも案外たくさんあります。

新市街のアシャンプラ地区は中級クラスで近代的なシティホテルが多く、団体ツアーの定番宿泊エリア。グラシア通りとグランビアダラスコルツカタラナスの交差点を起点にすれば、各所への移動の目安になります。

◆バルセロナのおすすめホテル
【6】オラ ホテル バルセロナ(Ohla Hotel Barcelona)

オラ ホテル バルセロナ(Ohla Hotel Barcelona)/バルセロナ

かつてピカソが通ったというカフェ「クアトラガッツ」や、カタルーニャ音楽堂はすぐそば。旧市街のベストロケーションに位置するオラ ホテルは、週に溶け込むようなネオクラシックなファサードが印象的。ところが、そんな外観から重厚な館内を想像すると裏切られること請け合い。内部は計算された間接照明が照らし出す、ウルトラモダンな空間になっているのです。スタイリッシュなユニフォームに身を包んだスタッフは、話してみると皆人なつこくフレンドリー。観光案内からおすすめのバルの紹介まで、何でも気軽に引き受けてくれるので、気兼ねせずに声をかけてみてください。

客室はシンプル過ぎるほどシンプル。しかし徹底した材質へのこだわりが高級感を醸し出し、リクエスト次第でリネンの種類やアロマまで変えてもらうことができるほど。またメインダイニングはミシュランで星を獲得したこともある有名店と、すべてがその名声にふさわしいゴージャスなホテルです。ところで、ここは昔バルセロナで初めてできたデパートだったのだとか。その風情を、かすかに感じられるのが屋上のプールです。ここから望む市街の景観こそが昔ながらのバルセロナ。日光浴しながら真昼のタイムトリップを楽しんでみるのもいいですね。

その他、バルセロナのホテルを探す

【7】レベル アット メリア バルセロナ スカイ(The Level at Melia Barcelona Sky)

レベル アット メリア バルセロナ スカイ(The Level at Melia Barcelona Sky)/バルセロナ

ザ レベルはメリアが新たに仕掛けるラグジュアリーブランド。このバルセロナ スカイを手がけたのはフランス人アーティストで、クリアな白と深みのある赤を対比させ、黄色や紫などのビビッドな色合いをアクセントにし、シックなのに華やかな空間をつくりあげています。客室はいずれも景観がよく、最新式の機器・設備も搭載。ひとり旅からファミリーまで幅広く対応できるカテゴリーを用意しています。客室数わずか46ながら合計6つのバー&ダイニングがあるのも、ナイトライフを重視するメリアらしい構成。週末は外出しなくても、館内で刺激的なバルセロナの夜が体感できるでしょう。

その他、バルセロナのホテルを探す

【8】エリック ベケル グラン ビア スイーツ(Eric Vokel Gran Via Suites)

エリック ベケル グラン ビア スイーツ(Eric Vokel Gran Via Suites)/バルセロナ

エリック ベケルは、バルセロナとマドリッドにユニークなアパートメントを展開している注目のブランド。客室は1~4ベッドルームまであり、最低でも55平米のゆったりとした造り。高い天井と存分に差し込む陽光が心地よく、フルキッチン付帯のモダンで機能的な家具や、最新の機器・備品類も完備。ロングステイの強い味方で、リクエストすれば毎日のルームクリーニングやフードデリバリーも可能です。ロケーションはモンジュイックの丘と旧市街の中間あたり。地下鉄ロカフォルト駅は目の前、ミロ公園も徒歩すぐです。すでに著名スポットは体験済みというバルセロナリピーターには、特におすすめの1軒です。

その他、バルセロナのホテルを探す

【9】ホテル マームリ(Hotel Murmuri)

ホテル マームリ(Hotel Murmuri)/バルセロナ

少し歩けばカサミラやカサバトリョといったモデルニスモ建築が目に飛び込んでくる、ランブダ・カタルーニャの一角に建つ美しいブティックホテルがマームリです。優雅でシックな印象は、館内に足を踏み入れても変わりません。ほどよいスケールとセンスのよい家具・調度品のセレクトは、目の肥えたトラベラーなら絶賛するはず。ちょっと不安なひとり旅も、こんなホテルに滞在できたら毎日気分よく過ごせるでしょう。タイとカタルーニャのフュージョンクイジーンを供するレストランも、なかなかのもの。ゲストは近くにあるマジェスティック ホテル アンド スパの施設がサイン一つで利用できるので、気が向いた時にスパやフィットネスでリラックスすることもできます。

その他、バルセロナのホテルを探す

【10】ホテル カーサ フスター(Hotel Casa Fuster)

ホテル カーサ フスター(Hotel Casa Fuster)/バルセロナ

地下鉄ディアゴナル駅から約300mのところに位置するホテル。窓辺やバルコニーの装飾が美しい建物。カタルーニャ音楽堂なども手がけた20世紀初頭の建築家ドメネック・イ・ムンタネールによってデザインされた建物をホテルに改装しており、館内にもラグジュアリーな雰囲気がただよう。客室は茶系でまとめられたアールデコスタイルでシックな空間。幻想的な屋外プール、音楽ファンでにぎわうジャズクラブなどがあり、優雅なひとときを過ごせる。カタルーニャ広場付近まではグラシア通りをまっすぐ進めば徒歩圏内。

その他、バルセロナのホテルを探す

ホテリスタメルマガ登録

おすすめホテル特集

最新記事

人気ランキング TOP5