南イタリア絶景周遊~アマルフィ・ナポリ・ソレント・カプリ島等の絶景を楽しめるホテル12選

南イタリア絶景周遊~アマルフィ・ナポリ・ソレント・カプリ島等の絶景を楽しめるホテル12選

陽光きらめくティレニア海と、かつての栄華をそのまま伝える美しい街並み。世界でも指折りのリゾートが点在する南イタリアで、絶景を心ゆくまで味わう贅沢な旅をしてみませんか?

※情報は掲載時のものです。その後変更となっている場合がありますのでご了承ください。


≪南イタリア周遊のヒント≫

◆車で行くなら

南イタリアの絶景をとことん堪能したいなら、ぜひ車を借りでドライブを。アマルフィ海岸の素晴らしい景観や小さな町での小休止など、自分だけの楽しみを見つけることができます。都市中心部の道路事情はかなりハードなので、レンタカーをピックアップするのは郊外出てからの方が気が楽。事前に日本で情報を入手し、現地でのストレスをできるだけ軽減するとなおいいですね。

◆列車・バスで行くなら

ストや遅延が多いイタリア鉄道ですが、のんびりと車窓からの眺めが楽しめ、ふと下車できる便利さは捨てがたいもの。ホームや車内での音声案内がない駅もあるので、乗り越し・乗り遅れには十分注意をしてください。各地を鉄道で周遊する場合はユーレイルパス等を購入し、事前に座席指定の手続きもしてしまった方がお得かつ安心。また南イタリアは料金が手頃なバス路線も充実しているので、観光の強い味方になってくれます。

◆船で行くなら

カプリ島やイスキア島へはナポリやソレントから高速船が出ています。海側から美しい街並みを眺めながら船旅を楽しみたいなら、アマルフィやポジターノといった、海岸沿いの人気の町を経由していくサレルノを起点にしてみるのもおすすめです。

【1】ナポリ~麗しの旅のはじまりは、やっぱりココ!

賑やかで、怪しくて、陽気でおおらか。はじめは警戒していた旅人の心を、あっという間に魅了してしまうナポリっ子の気質は、強権による支配と闘いに翻弄されてきた歴史を生き延びてきた、たくましい生命力の証です。歴史的建造物や名所も満載ですが、ナポリではやはり人々の日常生活に触れてみたいもの。スパッカナポリをそぞろ歩き、本物のナポリピッツァを食べ比べ。パワーとエネルギーをたっぷりもらって、さあ、南イタリアを巡る旅に出発しましょう!

◆ナポリ滞在を彩る絶品ホテル
(1)グランド ホテル サンタ ルチア(Grand Hotel Santa Lucia)

サンタルチア港から卵城を一望する素晴らしいロケーションに建つホテルです。1900年の開業以来、セレブたちの社交場として名声を馳せ、その名残は今日もいたるところに漂っています。目を見張るような豪華なロビーやクラシックでノーブルな客室、そして名館の誇りを体現するサービスは強い印象を残します。滞在するなら、ちょっと奮発しても景観のよい上位カテゴリーの部屋を。それだけの価値がきっとありますよ。

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(2)パラッツォ カラッチョロ ナポリ - Mギャラリー バイ ソフィテル

パラッツォ カラッチョロ ナポリは、一歩足を踏み入れたとたん世界が変わるような、貴族の元邸宅を利用した美しいホテルです。高いデザイン性を誇るアコーホテルズのMギャラリーコレクションの1軒で、モダンかつ優雅な客室には思わずうっとり。新鮮な食材がずらりと並ぶ朝食も好評です。中央駅からは地下鉄やタクシーでも気軽に利用でき、徒歩でも十分徒歩圏内です。

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【2】ソレント~夢へと誘う美しき海

ソレントといえばすぐ思い浮かぶのが、有名なカンツォーネ「帰れソレント」。もともとはソレントのPRソングとして誕生したらしく、歌詞にはその美しさがしっかり描かれています。光り輝くようなナポリ湾を見下ろす坂道を散策しながら、レモンリキュールやオレンジのソルベを味わう。これこそ、ソレント滞在の王道かもしれません。

時間があればヴェスヴィオ周遊鉄道に乗って途中下車しながら、ポンペイ遺跡やカステッラマーレディスタビアのテルメ跡の見学へ。またマッサルブルンセ方面に足を伸ばし、カンパネッラ岬海洋自然保護区で、いにしえの神聖な空気を全身で感じてみるのもいいでしょう。

◆ソレントの心落ち着くホテル
(3)ホテル アンティーケ ムーラ

町の中心、詩人タッソにちなんだ広場を見渡すように建つこぢんまりとしたホテル。家庭的な雰囲気と温もりが漂い、旅人を心からリラックスさせてくれるスタッフのサービスと、プールを取り囲むようにオレンジやレモンの木々が生い茂る中庭がこのホテルの自慢です。

客室は果物の色を写し取ったような明るく軽快な内装で、比較的ゆったりとした造り。景観を楽しみたいならコンフォート以上のカテゴリーがおすすめです。また南イタリアでは朝食から甘いお菓子が普通に出てくるのですが、ここで出される手作りのドルチェもおいしいと評判です。

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(4)グランド ホテル デ ラ ヴィレ(Grand Hotel De La Ville)

港を見下ろす高台に建ち、遠くにヴェスヴィオ火山を望む素晴らしいロケーションに建つホテルです。館内は地中海独特の明るい色彩や、クラシックながら軽やかさのあるデザインが施されており、とりわけ涼しげなからタイルがあしらわれたバスルームは、あっと驚く美空間です。

ゆったりとした室内やバルコニーは、特別なバカンスには最高のシチュエーション。海と一体になったようなプールはもちろん、プライベートビーチも有しているので、日光浴をしながらのんびり時間を過ごせば、まさに気分はセレブ。レストランで新鮮な魚介類をたっぷり使ったカンパーニャの伝統料理を堪能した後は、木々の木陰に埋もれるようなバーで食後酒はいかがでしょう。

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【3】サレルノ~さまざまな顔を持つ街

ナポリを出発した列車が、山間の長いトンネルを越えると目に飛び込んでくるのが、かつて海洋王国として栄えたサレルノの町。2日もあればだいたいの様子がつかめてしまうほどの規模ですが、見せてくれる顔は多彩です。駅があるあたりはビーチリゾート。サマーシーズンにはふだんの静けさが信じられないほどのバカンス客が押し寄せ、海沿いのルンゴマーレ(遊歩道)も華やかに。

一方、東側は旧市街で、メルカンティ通りを中心にドゥオーモやヴェルディ劇場等の見所が点在。新旧さまざまな店舗が建ち並び、素朴で心地よい喧噪に包まれています。アマルフィ行きのバスやフェリー乗り場もアクセスがいいので、サレルノを第2の起点にして各地を訪ねるのもいいかもしれません。

◆サレルノのおすすめホテル
(5)ホテル ノボテル サレルノ エスト アレキ(Hotel Novotel Salerno Est Arechi)

ソレント空港から車で約5分、メルカテッロの外れに建つしゃれた4つ星ホテルです。アマルフィ周遊のポイントとして利用するゲストや団体客が多いせいか、シンプルながら機器・設備や館内施設が整っており、移動続きの旅で疲れた体をゆっくり休めることができます。

客室は比較的コンパクトですが、シンプルモダンな家具やフレンチテイストのカラーリングがチャーミング。使い勝手に配慮されているため、旅の目的や年齢層を問わず、不自由のない快適な時間を過ごすことができます。ガラス張りの爽快なレストランは6時から24時まで使えるオールデイダイニング。ペット同伴可、バリアフリールーム完備と幅広いニーズに応えてくれます。

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【4】アマルフィ~イタリアで最も美しい町

アマルフィ海岸の名声を一手に引き受けている中心の町、アマルフィ。シンボルは、どことなくオリエンタルチックなドゥオーモで、遠くフェリーの船上からも、その威風堂々ぶりは見るものを圧倒するほど。狭く細い断崖にぎゅっと密集した家々を結ぶのは、まるで迷路のように複雑に入り組んだ坂道。何の気なしに歩いていると、思いもかけないところに出てビックリ……なんてワクワクするような楽しみもあります。

ここに来たら絶対に足を運びたい名所が、ルナ コンヴェント。12世紀の修道院を改装したホテルで、レモンの木が連なる中庭は名物のレモンチェッロを求めて訪れる観光客で年中賑わっています。数々の映画にも登場したイタリア一「美しい町」。存分に味わってみてください。

◆アマルフィの心とろかすホテル
(6)マリーナ リビエラ(Marina Riviera)

アマルフィの美しい町並みとティレニア海の眺めを独り占めしたいなら、ここへ。海沿いを走るパンタレオーネ・コミーテ通りが、ちょうど海に突き出したあたりに位置し、申し分のない景観を提供してくれるホテルです。開業は1880年ですが建物は15世紀のもので、伝統的な地中海洋式を活かしたまま近代的に改装されています。

館内は白を基調にした涼やかな雰囲気。ビビッドな色をアクセントにし、落ち着きと華やかさを演出しています。マリンアクティビティを楽しむゲストが快適に過ごせるようにと、内装は比較的シンプル。プールや海で遊んだ後でも気兼ねなく帰館できるので、家族連れにも好評です。プールサイドのデッキチェアは大人気。オンシーズンはスタッフに「予約」した方が賢明です。

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(7)グランド ホテル エクセルシオール(Grand Hotel Excelsior)

アマルフィを車で周遊する旅には、イチ押しの1軒です。アマルフィの町を見下ろす断崖に位置しているため、車がない場合はホテルが運行しているミニバスかタクシーを利用するしかありません。それでも世界中に大勢のリピーターを有しているのは、ここからの眺めが比類のないものだからに他なりません。

バルコニー付きの客室は決して豪華ではありませんが、手入れが行き届き、広々としたバスルームはバスタブ完備。どの部屋も景観を楽しんでもらうためか、バルコニーにいたるアプローチに心憎い趣向が施されています。サンライズを眺めながらの朝食、ロマンティックなサンセット、昼間の日光浴と1日を太陽と海と共に過ごせる何とも贅沢なホテルです。

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【5】ポジターノ~カラフルで華やかな宝石箱

代々商業や貿易で莫大な富を得た人々が暮らし、その素晴らしい景観と華やかな雰囲気に憧れて訪れるアーティストたちによって、イタリアでも指折りの高級リゾートとして君臨しているのがポジターノです。断崖絶壁に建ち並ぶ色とりどりの家並みは、誰もがシャッターを切らずにはいられないほどフォトジェニック。

町中にも旅人を魅了してやまない楽しみがぎっしり詰まっています。その代表が女性たちを虜にする逸品の数々。レモンを使った香水やリキュール、ポジターノスタイルの定番レザーサンダル、そしてエレガントなリゾートウエアと、お土産よりも自分のために買いたいものばかり。こんな町に滞在するなら予算を気にせず、優雅な雰囲気に浸ってみたいものですね。

◆ポジターノの洗練を知るホテル
(8)ヴィラ フランカ(Villa Franca)

見晴らしのよい丘の上に建つヴィラ フランカは、町の中心から歩いて約15分。道中は結構な坂道ですが、道々心引かれる店がたくさんあるので、荷物のある時以外はその距離も苦にならないのでは……。たどり着くのは、ヴィラと冠されているように、瀟洒な別荘を思わせる世にも美しいホテルです。

まずはエントランスの装飾タイルにため息。高級感あふれるロビーから客室への移動も心躍りますが、ドアを開けてまた驚嘆。室内は白とサンドベージュでまとめられた貴族の寝室のよう。ここでも装飾タイルがその品格をいっそう際立たせています。夜はおしゃれをしてメインダイニングでキャンドルディナーを。見事な夜景が忘れられないひとときを彩ってくれるでしょう。

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(9)レ アガヴィ(Le Agavi)

ポジターノの高台に建つラグジュアリーホテル。お部屋からも、バスルームからも息をのむような美しい風景が堪能できます。

お部屋はゆったりとひろめで、タイルの床がひんやりと心地よく、大きな窓からは気持ちの良い風を感じることができます。地中海の海と空を映したようなブルーのファブリックでまとめた部屋や、ペパーミントグリーン、イエローなど、いずれもカラフルで爽やかなインテリアとなっており、リゾート気分を盛り上げてくれます。 テラスから眺める海は、朝夕に違った表情を見せ、1日中見あきることがありません。

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【6】カプリ島~「甘美な快楽の地」の果てしない誘惑

誰もが一度入ってみたいと胸こがす世界的名所のひとつが青の洞窟。ところがよく知られているように、波の具合によっては、入り口までいったにもかかわらず入れないという悲劇も……。でもカプリ島に滞在していれば、たとえ青の洞窟がダメでも、それを補ってあまりある素晴らしいスポットが盛りだくさん。

歩きやすい靴を履いて島内の公園やビューポイントにでかけてみましょう。ボートによる外周遊覧にもチャレンジしてみましょう。いまだ知られていないカプリの魅力を新発見することが、きっとできるはず。また6月から12月にかけては各種イベントが頻繁に催されているため、それを踏まえてスケジュールを組むのも楽しいもの。季節営業の施設が多いので、事前のチェックを忘れずに。

◆贅沢に過ごすカプリのホテル
(10)ホテル ラ パルマ(Hotel La Palma)

開業は1822年。カプリで最初に開業した歴史ある宿で、画家、音楽家、詩人や作家などが逗留し、音楽と美術に彩られたアーティストホテルとして知られていました。その魅力はいまだ衰えず、今日も世界のVIPが休養に、またインスピレーションを求めて足を運んできます。オープンカフェはそんな人々のたまり場。終日客足が途絶えることはありません。

ケーブルカーの停留所から徒歩数分とロケーションにも恵まれており、大きな荷物を持っての移動にも比較的便利です。客室はマヨルカタイルをあしらった、カプリのイメージそのもののエレガントで華やかな内装。小物や備品も高級感たっぷりです。ツインベッド対応やバスタブ完備は日本人ゲストにとって嬉しい限り。ハネムーンやカップルで滞在すれば感動もひとしおでしょう。

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(11)ルレ マレスカ(Relais Maresca)

船着き場からすぐのところに位置するホテルで、建物は1876年に建てられたもの。ホテルに転用されたのは1883年。その後何度もオーナーや名称が変わり、現在の形に落ち着いたのは1937年のことだそう。何とも興味深い歴史に彩られたカプリ島の老舗ホテルです。

客室は27と少ないのですが、各室はゆったりと造られており特徴もさまざま。シービュールームが希望なら、デラックスもしくはスーペリアデラックスを指定しましょう。また「ナンバー41」は、指名で宿泊するリピーターが多い人気の部屋。ここにしかない広いバルコニーがそのヒミツ。とても存在感のあるホテルで、その立地の良さも相まってオンシーズンにはなかなか予約が取れません。手配はどうぞお早めに。

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【7】イスキア島~海と緑と温泉でキレイになる!

イスキアは全周約35キロメートルの小さな島で、カプリ島に比べると日本での知名度はさほど高くありません。ところが近年、女性誌などで頻繁に取り上げられるようになり、人気はぐんぐん上昇中。旅人を引きつけて止まないワケは、その豊かな大自然。山ありビーチあり温泉あり……そう、イスキアは温泉の島!

島内には10以上の温泉公園があり、誰もが温泉プールやスパ等でのんびりまったり。老若男女問わずに心も体もリフレッシュできる、とっておきのリゾートアイランドなのです。島へはナポリやソレントから船で簡単にアクセスできるため、日帰り観光も可能ですが、どうせならじっくり滞在してみたいもの。誰よりも先にイスキア通になってみませんか?

◆イスキア島で美を追求したいホテル
(12)イル ガットパルド テルメ & ビューティー ファーム(Il Gattopardo Terme & Beauty Farm)

なだらかに続くブドウ畑と美しいビーチで人気の、フォリーオにあるシーズンリゾート。広い敷地の中でも目を引くのはユニークな形状の屋外プールで、客室棟はそれを取り巻くように配置されています。全室バルコニー付き。景観はカテゴリーにより異なりますが、家族連れでも快適に過ごせるようさまざまなプログラムや施設が用意されています。

さて、お目当てのウエルネスセンターと温泉スパは、心身の疲れを取りエネルギーチャージを促すため、知識と経験豊富なスタッフが待機。各人に最適なメニューを提案してくれるパーソナルサービスのリクエストも可能です。館内で供される食事も基本はオーガニック。ホリスティックな滞在を望む人でも、決して失望することはありません。オフシーズンは閉館するので予約の際は確認を。

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