イタリアをハイキングで楽しむ!コモ、ドロミテ、南チロル等のおすすめのホテル
スイス、オーストリア、フランスと隣接する北イタリアは、個性あふれる州が集まるイタリアの中でも際立つ特性をもっています。その独特の文化を育んでいるのが、アルプス山脈や湖などに代表される雄大な自然。いつもの街を飛び出して、誰もが驚くイタリアの「もう一つの顔」を歩いてみませんか?
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湖水地方でのんびり&おしゃれウォーキング
◆町歩きの気分で自然の中へ◆
北イタリアには、アルプスの氷河がつくった湖が点在しています。豊かな緑を映し出す湖面や地中海を思わせる穏やかな気候は、古くから人々を魅了し、アーティストや貴族たちもこの地にこぞってヴィラ(別荘)を建てました。湖には遊覧船、周辺の山々や丘にはケーブルカー、また湖の周辺には遊歩道が整備されるなど、このエリアでは町歩きの気分で自然を満喫できる手段が充実。歩きやすい靴と薄手の上着、ミネラルウオーターをバッグに詰めて、静かな小道をのんびり散策してみましょう。
ドロミテの洗練リゾートからアルペンルートへ
◆歩けば歩くほどとりこになるドロミテ山塊◆
ボルツァーノの西側にあるエガ谷からコスタルンガ峠、ポルドイ峠、ファルツァレーゴ峠を越えコルティナ・ダンペッツォにいたるルートがドロミテ街道。フランス人地質学者の名に由来するこのエリアには、険しく切り立った赤茶色の山々がそそりたっています。冬季は高級スキーリゾートとして世界中からゲストが集まってきますが、サマーシーズンはハイキングやトレッキングのメッカに変身。長期滞在で多数のコースを制覇する強者も多数いるそうです。ここでは街道東側の拠点となる都市を紹介します。
本当にここもイタリア? 南チロルの情緒を味わう
◆ドイツ由来の頑固な気質は安全のため?◆
高級スキーリゾートで知られるドロミテ街道東側のルートにくらべ、西側のルートはチロルの影響を色濃く感じさせる個性的な町がたくさんあります。というか、このエリアでの生活習慣や文化はほとんどオーストリア。そして厳しい冬を耐え抜いてきた住民の気質もかなり頑固なドイツ風です。滞在中はきちんとルールを守り、笑顔を心がけていれば徐々に心の距離も縮まるはず。トレッキングやハイキングに出かける際、細かく予定を問いただされるかもしれませんが、これも宿がゲストの安全に責任を持つための大切なコミュニケーションのひとつ。うるさがらずに必ず1日の予定を伝えておきましょう。
イタリア側から眺める絶景、スイス国境の美しき名山
◆手つかずの大自然はアルピニストの憧れ◆
イタリアの州の中で最も小さなヴァッレ・ダオスタ。北西部はスイスとフランスに接しており、国境をモンテ・ローザ、モンテ・チェルヴィーノ(マッターホルン)、モンテ・ビアンコ(モンブラン)といったアルプスの4000メートル級の有名な山々に囲まれ、南イタリアでいちばん美しい国立公園といわれるグラン・パラディーゾを擁するアルピニストの憧れのエリアです。その昔アルプスを越えて定住した人々は、厳しくも美しい大自然の中でその伝統を守りまた独自の形で発展させてきました。ハイキングやトレッキングはむろんのこと、ヴァッレ・ダオスタならではの民芸品や生活習慣にも、ぜひ触れてみてください。
◆コモのおすすめホテル
(1)パラス ホテル (Palace Hotel)
コモ湖の南岸に建つ宮殿のようなホテル。天井が高く広々としたロビーに一歩足を踏み入れれば、優雅な雰囲気でゆったりとくつろぐことができます。やや古さはあるものの手入れが行き届いており、客室は落ち着いたインテリアでまとめられています。バス停や観光スポットにもアクセスしやすい好立地も魅力。
(2)ホテル バルケッタ エクセルシオール (Hotel Barchetta Excelsior)
コモ湖の南岸、湖から1ブロックほどのところにありますが、湖との間には高い建物はなく湖の景色が楽しめます。館内全体に木のぬくもりが感じられるインテリアで、客室もさほど広くはないものの、落ち着いた雰囲気。天気のよい日には、湖ごしに対岸の山々や街並みが見渡せ、湖畔リゾートの気分を満喫できます。
◆ストレーザのおすすめホテル
(1)レジーナ パレス ホテル (Regina Palace Hotel)
ストレーザの中心部、マルコーニ広場からルンゴラーロを王宮側に歩いてすぐのところにある宮殿のような瀟洒なホテルです。美しい庭園ごしにマッジョーレ湖を眺めることができます。イタリアらしさが前面に出た優雅な内装などすべてが華やかで贅沢。夏場のプールサイドには世界的なセレブの姿も見られるとか。
(2)グランド ホテル デ ジル ボロメ (Grand Hotel Des Iles Borromees)
マジョーレ湖に面してたたずむ白壁の美しいホテル。150年の歴史を持ち、多くの著名人たちもこのホテルに滞在してきました。ゆったりとした庭園には緑があふれ、プールごしに湖が望めます。館内はすべてが華やかでアンティークな高級感があふれ、5つ星ならではの贅沢な滞在が楽しめます。
◆コルティナ ダンペッツォのおすすめホテル
(1)ベルビュー スイーツ & スパ (Hotel Bellevue Suites & Spa)
ヴェネツィア広場から徒歩約5分、ファローリアスキー場行きバス停そばに建つホテル。館内は、ロビー、客室とも木を多用した造りで、クラシカルなファブリックと相まってアットホームな雰囲気となっています。客室にはベランダが付いており、晴れた日には山を眺めながらくつろぐのもおすすめ。
(2)コンコルディア パーク ホテル (Concordia Parc Hotel)
町の中心という絶好のロケーションが魅力のホテルです。周囲の歩行者天国エリアにはブティックやカフェなどが立ち並び、ショッピングモール「La Cooperativa di Cortina」もすぐ隣。街歩きも気軽に楽しめます。館内は、贅沢さはありませんが落ち着いたインテリアで、客室の窓からは世界遺産ドロミテの雄大な景色が楽しめます。
◆ボルツァーノのおすすめホテル
(1)パークホテル ラウリン (Parkhotel Laurin)
ボルツァーノの駅から徒歩約5分、周囲にはスーパーやレストラン、バーなども多い抜群のロケーションのホテルです。客室はシンプルながら落ち着いた色合いでまとめられ、居心地のよい空間。かわいらしい庭にはプールもあり、夏の間はプールでくつろぐのもおすすめです。
(2)ホテル グレイフ (Hotel Greif)
ボルツァーノ県立考古学博物館から東へ約600mのところにある、かわいらしいホテル。33人のアーティストが手掛けたという33の客室は、それぞれに個性的。色合いも異なり、ユニークなインテリアとなっています。レストランやバーもおしゃれ。デザインホテルが好きな方におすすめです。
◆ベローナのおすすめホテル
(1)ホテル ミラノ (Hotel Milano)
野外オペラも上演される古代ローマ時代の円形劇場アレーナ・ディ・ヴェローナから徒歩1分と、オペラ鑑賞には最適なロケーションです。シンプルですが気のきいたサービスと清潔で居心地のよい客室が用意され、気軽にくつろげるホテルです。近くにはインフォメーションセンターやレンタサイクルなどお役立ちのスポットが集まっています。
(2)ホテル ジベルティ (Hotel Giberti)
ポルタ・ヌォーバ駅より約500mという便利な場所にあるホテル。周囲にはレストランやショップもあり、なにかと便利。館内はシンプルでエレガントな内装でまとめられ、清潔感もあり快適に滞在できます。
◆アオスタのおすすめホテル
(1)オステルリー デュ シュヴァル ブラン
鉄道駅から大通りを東へ徒歩約10分、ローマ通りの手前に建つモダンな建物がこのホテル。洗練と気品漂う大人のサロンといった雰囲気でウエルネスセンターも充実。アオスタ周遊の最後をこの宿で優雅に過ごすのもおすすめです。
『イタリアをハイキングで楽しむ!コモ、ドロミテ、南チロル等のおすすめのホテル』でご紹介したホテルはこちら!
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◆コモのおすすめホテル
(1)パラス ホテル (Palace Hotel) - (2)ホテル バルケッタ エクセルシオール (Hotel Barchetta Excelsior)
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◆ストレーザのおすすめホテル
(1)レジーナ パレス ホテル (Regina Palace Hotel) - (2)グランド ホテル デ ジル ボロメ (Grand Hotel Des Iles Borromees)
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◆コルティナ ダンペッツォのおすすめホテル
(1)ベルビュー スイーツ & スパ (Hotel Bellevue Suites & Spa) - (2)コンコルディア パーク ホテル (Concordia Parc Hotel)
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◆ボルツァーノのおすすめホテル
(1)パークホテル ラウリン (Parkhotel Laurin) - (2)ホテル グレイフ (Hotel Greif)
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◆ベローナのおすすめホテル
(1)ホテル ミラノ (Hotel Milano) - (2)ホテル ジベルティ (Hotel Giberti)
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◆アオスタのおすすめホテル
(1)オステルリー デュ シュヴァル ブラン