マカオのんびり街歩き!世界遺産や自然を楽しむお散歩コースとおすすめホテルをご紹介
カジノやエンタメで大注目のマカオ。実は多数の世界文化遺産が登録されている見どころ&見ごたえ満点の場所なんです。せっかく行くなら、歴史の趣が残る街並みをのんびりお散歩してみませんか?おすすめお散歩コースとともに、ぜひ泊まりたい豪華ホテルもご紹介します。
(写真提供:マカオ観光局)
※情報は掲載時のものです。その後変更となっている場合がありますのでご了承ください。
◆エリア1:世界遺産満載!マカオ中心部
マカオの中心部となるのは、世界文化遺産登録されている「マカオ歴史市街地区」。周辺も含めて22の歴史的建築物と8カ所の広場の計30カ所が世界遺産に指定され、しかも人々の日常生活の場にもなっているという、世界でも珍しいお宝集結地帯です。新と旧、東と西の融合が生みだすファンタジックかつエキサイティングなムードを、ぜひ自分の足で確かめてみてください。
①聖ドミニコ教会とセナド広場
コロニアル風の美しい広場は、いつも各種イベントなどで大賑わい。人の少ない早朝なら心ゆくまでクラシカルなムードが楽しめます。
②賣草地街
小さな商店がひしめく一角にあるのが聖ドミニコ教会。バラの聖母が飾られているのが中国語名の由来です。
③大三巴街
この辺り一帯はアンティークショップなどがズラリと並ぶ賑やかな商店街。道の先には聖ポール天主堂のファサードも見えてきます。
④聖アントニオ教会
マカオで最初に建てられたキリスト教礼拝堂の跡地に建てられている教会。華やかで美しい礼拝堂を見学しましょう。
⑤カモンエス公園
手前には魅力的なおみやげ屋さんがいっぱい。チェックついでにスナックと飲み物を買い込んで、公園のベンチで一休み。
⑥十月初五街
急な下り坂を左折すると、人気の英記茶屋などのお茶屋などが並ぶ老舗の商店街。時間があれば康公廟にも立ち寄って。
⑦草堆街
露天がひしめく細い路地が左右に伸びています。地元の人にまじって冷やかしてみよう。
⑧亞美打利庇廬大馬路
銀行やオフィスビルが立ち並ぶ街のメインストリート。途中には質屋博物館なんていうユニークな見学スポットも。
⑨福隆新街
エコノミータイプのホテルが集まる通りなので、飲食店もお手頃&カジュアル。予算が厳しいときのお助け的存在になりそう。
⑩天通街
この界隈は有名なレストランやお菓子屋さん、漢方のお店が集まる場所。情報は事前に政府観光局で入手しておくと便利。
①東方斜巷
セナド広場の南にある急斜面の坂。スタートならハードですが、界隈には往年のマカオの面影が色濃く残っています。
②聖オーガスティン教会
大堂に祀られていたキリスト像がいつのまにか戻ってきたという伝説のある教会です。脇の石畳の広場は世界遺産。
③高樓街
古い建物が並んでいる静かな通りからペンニャの丘へ向かう緩やかな坂道。途中にかつてマカオの水原となっていたリラウ広場。
④ペンニャ教会
石造りの素朴な教会で、マリア像が海を行く船を見守るように立っています。丘からは中国本土も一望できる景勝地。
⑤バラ広場
その昔、乗せてくれた船を難破から守ったという少女が祀られている媽閣廟。マカオの由来にもなった名所で参拝者が絶えません。
⑥媽閣山
中腹を一周できる散歩コースがあり、中国本土を眺めながらの爽快なウォーキングが楽しめます。後半は下りなのでラクチン。
⑦高可寧紳士街
そのまま西灣湖脇に建つリビエラ マカオ ホテル方面に向かいます。人気レストランがいくつかあるのでちょっと休憩。
⑧南灣大馬路
南灣湖の音楽噴水を右手に見ながら中心部に戻ります。気が向いたら左折して細い路地を探索してみるのも面白いですね。
⑨ニューヤオハン
グランド エンペラー ホテルの並びに建つスーパー。「マカオ土産ならここ」と太鼓判を押すマカオ通も少なくありません。
①八角亭
赤い窓枠の小さな建物は中国式の図書館。セナド広場からは歩いて15分弱ですが、途中にも小さなブティックがあるので楽しめます。
②水坑尾街
地元の若者支持率ナンバーワンのエリア。手軽なファストフードから買い食いできるお菓子まで、つい立ち止まりたくなるお店が一杯。
③オランダ通り
スポーツ用品店からコンビニ、レストランにスウィーツとあらゆるお店が並ぶメインストリート。進むごとに中華色が強くなります。
④澳門茶文化館
マカオとお茶に関する歴史を紹介する小さな博物館で見学は無料。クリーム色のかわいらしい建物です。
⑤廬廉若花園
マカオでも最も中国色が濃いといわれる庭園は古典的な蘇州様式。「九曲橋」はまっすぐにしか歩けない幽霊を通さないための形。
⑥二龍喉花園
松山市政公園の入り口にある二龍喉花園の脇にはケーブルカー乗り場があります。これに乗ってギアの丘へレッツゴー!
⑦ギアの丘
ギアの丘には一周30分ほどの散歩道が整備されています。ギア灯台は内部には入れませんが、ここはマカオ半島で最も標高が高い場所。
⑧東望洋斜巷
帰りはホテル ギアの前を通る東望洋斜巷から東望洋新街へと抜けていきます。整備された道路なのでオランダ通りへも簡単に戻れます。
◆エリア2:タイパ島
住宅地として開発が進み、海岸線沿いに残る古い街並みであるタイパ・ビレッジと、整備された近代的なマンションやショッピングセンターが同居するエリアです。東の小譚山と西の大譚山には、それぞれ遊歩道が整備されているのでのんびりくつろぐにも最適。タイパ島のホテルに滞在すれば、マカオで暮らす気分も味わえるでしょう。
①歴史博物館
タイパ・ビレッジの西にあるポルトガル様式の建物。出土遺跡や文化・宗教の発達過程から、農工業の歴史まで幅広く網羅しています。
②街市
日曜日にタイパにいるになら、ぜひ出かけてみたいタイパ・サンデーマーケットの会場。まるで縁日のような賑わいです。
③官也街
古い街並みのムードのまま飲食店がズラリと並ぶ一大買い食いスポット。フルーツジュースやエッグタルトなどの名物も要チェック。
④カルモ教会
1885年に建てられた古典様式の白壁の瀟洒な教会で、映画のロケなどにもよく利用されています。カップル率も高い!
⑤タイパ・ハウス・ミュージアム
20世紀初頭のライフスタイルを再現した、コロニアル様式の建物。石畳に並ぶ美しい建物はまさに一幅の絵画のよう。
⑥孫逸仙博士大馬路
周家村のロータリーからは、いよいよ近代的な街並みへと進んでいきます。おなじみのファストフードもありますよ。
⑦大連街
ここから成都街へいたる界隈はしゃれたバーやレストラン、スーパーなどが集まる繁華街。お土産購入にも便利です。
⑧廣東大馬路
洗練されたブティックが点在する通りの突き当たりはマカオ・ジョッキー・クラブ。そのせいかアイリッシュバーも多数。
⑨四面仏
金色の輝く4つの顔を持つタイ仏教の神様。競馬関係者には幸運の像として知られており、開催日は参拝客の姿も。
◆エリア3:コロアン島
エキゾチックで熱気にあふれたマカオ中心部とは対照的に、最南端にあるコロアン島は濃厚な緑に囲まれたリゾートアイランド。同じマカオとは思えないその雰囲気は、双方に滞在して初めて堪能できるのかもしれません。ここでは忙しい日常を忘れ、のんびりと自然の中で過ごしたいもの。コロアン・トレイルと呼ばれる遊歩道も、各所に整備されています。
①三聖宮
コロアン・ビレッジの南にある小さな廟の周辺は、軒先に魚の干物がぶら下がり、のんびりした雰囲気が漂います。
②聖フランススコ・ザビエル教会
日本でもおなじみ(?)のフランシスコ・ザビエルを祀る教会で、建立は1928年。クリームイエローの外壁と赤いバラの組み合わせが美しい。
③譚公廟
漁師の神様が祀られている、これまた美しい建物。内部にはクジラの骨で作られたというドラゴンボートが安置されています。
④ロード・ストウズ・カフェ
西洋スタイルのシックな内装と、おいしいエッグタルトで有名なカフェ。手づくりパンやタイ料理でランチタイムも人気。
⑤竹灣馬路
ここからは本格的なウォーキングのスタートです。竹灣海灘へ向かう道路の途中からコロアン公園の散歩道へ入ります。
⑥コロアン公園遊歩道
散歩道は各所へ張りめぐらされていますが、今回は阿媽像を眺めてから媽祖文化村を目指してひたすら歩きます。
⑦媽祖文化村
海の守護神・媽祖の白い代理石像を中心に、鳥居や天后宮などがコロアン山頂に建立されています。
⑧黒沙公園
休憩のあとは各種マリンアクティビティが楽しめる黒沙のビーチへ。水が暖かいので年中泳ぐことができます。
◆マカオのおすすめホテル
【1】澳門文華東方酒店(マンダリン オリエンタル マカオ)
静かで上質な滞在が楽しめる
ウォーターフロント地区、大型ショッピングモール「One Central(壹號廣場)」と直結して建つデラックスホテルです。ホテル内にあえてカジノを設置せず、静かな空間でゆったりと滞在していただくことをコンセプトにしています。もちろん徒歩圏内にカジノもあるので、カジノやエンタテイメントも存分に楽しめます。ホテル内のレストランやスパも高評価。ぜひ一度試してみては。
【2】澳門四季酒店(フォー シーズンズ ホテル マカオ コタイ ストリップ)
パーソナルで極上のおもてなしを
カジノホテルの集まるコタイ地区にあるデラックスホテルです。大型ホテルが立ち並ぶ中にあっては比較的こぢんまりとしたサイズで、その分落ち着いた滞在が楽しめます。レストランやスパも人気ですが、プールサイドのカバナでロマンチックなひと時を過ごすのもおすすめ。世界でも最大級の免税店「DFSギャラリア・マカオ」も併設しています。
【3】澳門威尼斯人度假村酒店(ベネチアン マカオ リゾート ホテル)
きらびやかな大型リゾートホテル
ラスベガスのベネチアンリゾートと同様に、水の都ベニスをモチーフにした大型リゾートホテルです。3000室ある客室はすべてスイートタイプで、各70平米以上とゆったりしており、大理石をふんだんに使ったバスルームも豪華の一言。約1万5千人収容可能なアリーナなどの大規模なイベント・コンベンション施設も併設しています。
【4】澳門金沙城中心康莱德酒店(コンラッド マカオ, コタイ セントラル)
レストランやショップ、エンタメ施設がひしめくエキサイティングな場所
タイパ島の複合リゾート「サンズ・コタイセントラル」内にある2012年オープンのデラックスホテルです。中国とヒマラヤをモチーフにしたというインテリアはスタイリッシュで客室もゆったり広め。リゾートエリア内にはカジノや様々なレストラン、高級ブティックが並ぶ大型ショッピングモールなどがあり、充実した滞在を楽しめます。
【5】澳門十六浦索菲特大酒店(ソフィテル マカオ アット ポンテ16)
歴史地区の中心にあるエレガントなホテル
マカオ半島西部、美しいウォーターフロントに建つエレガントな5星ホテルです。周囲はかつての趣を残す歴史地区で、ノスタルジックな雰囲気が残っており、セントポール天主堂跡や媽閣廟へも歩いていくことができます。ホテル内にはフレンチをはじめとする各種レストランのほか、カジノやエンタメ施設、会議施設もあり、ビジネスからレジャーまで幅広くご利用いただけます。
【6】澳門君悅酒店(グランド ハイアット マカオ)
シティー・オブ・ドリームス(新濠天地)に隣接するデラックスホテル
マカオを代表するエンターテイメントエリア「シティー・オブ・ドリームス(新濠天地)」の一角に建つデラックスホテルです。洗練されたモダンな客室はゆったりと広く、大きな窓からは街並みが一望できます。WIFIも完備しており、ビジネストラベラーにも人気。緑に囲まれた屋外プールや24時間オープンのフィットネスジムなど、ウエルネス設備も充実しています。
【7】澳門悦榕庄(バンヤン ツリー マカオ)
全室スイートでゆったり広々!
コタイ地区の大型複合カジノ施設「ギャラクシー・マカオ(澳門銀河)」内に位置するデラックスホテル。客室は全てスイートタイプまたはヴィラタイプとなっており、ゆったり広々サイズ。スイートルームの大きな窓からは、マカオのきらめく夜景を楽しめます。31階にある屋内プールの大きな窓から夜景を見下ろしながらのんびり楽しむのもおすすめです。