これからが満開! パースでしか出合えないワイルドフラワーを探しに行こう
オーストラリア西州は別名「ワイルドフラワーの州」。あちこちに自生している野生の花が1万2000種もあり、その8割が固有種なのだそうです。見ごろは7月上旬から12月中旬まで。ワイルドフラワー街道をめぐる旅も魅力的ですが、まずはパースで9月に開催されるフェスティバルに注目! ここでしか出合うことのできない貴重な花々を探しにいってみませんか?
「世界一美しい街」から「世界一幸せそうな動物」を見に行く!
ひと目見れば納得の愛らしさに世界中の観光客が胸キュン中!
街中が花々であふれるパースは「世界一美しく住みやすい街」としても有名です。キングスパークで植物見学を堪能したら、次に向かいたいのが沖合のロットネスト島。ここで数多の観光客をメロメロにしているのが「世界一幸せそうな動物」の称号を持つクアッカワラビー! あの黄色いモンスターのモデルもこのコらしいです…。
ドラマやCM登場多数の「荒野の墓標」ピナクルズ訪問も!
砂漠の中にそびえ立つ奇岩群はいろいろな形に見えてきます。
パースからワイルドフラワー街道をめぐるなら、北へのルートがおすすめ。ブランド・ハイウェイの途中にあるナンバン公園に、人気ナンバーワン観光スポットのピナクルズがあるからです。砂漠の中にそびえ立つ奇岩群は「荒野の墓標」とも呼ばれ、カラフルなワイルドフラワーとは対極の殺伐とした景観が…。ここもスゴイ!
花より団子派もマーガレットリバーの美食&ワインで大満足!
ワイナリーではテイスティングからグルメディナーまで楽しめます。
パースから海岸線沿いに南下するワイルドフラワー街道には、オーストラリアワインの一大産地マーガレットリバーがあります。ここのワイナリーは120超。テイスティングやオリジナルディナープログラムも多彩な美食の聖地で、11月にはワインのビッグイベント「マーガレットリバー・グルメ・エスケープ」も開催されます。
◆パースのおすすめホテル
①スタイリッシュなダイニングが大人気
「ダクストン ホテル パース」
モード系カラーでまとめられた印象的なロビーエリア。
パースのコンサートホール裏手に位置するデラックスホテルです。もともとは税務署のオフィスだったビルのため、低層階の客室はあまり景観に恵まれません。しかし、それを補ってあまりあるのが、スタイリッシュな館内デザイン。木調をベースにしつつ、色やマテリアルで遊び心をプラス。大人のための社交場といったムードが漂っています。
シンプルで使い勝手の良いデラックスツインの客室。
客室を選ぶ際に気をつけたいのが、このホテルは一般的なカテゴライズとは異なり、デラックスよりもスーペリアの方がランクが上になっていること。いずれもシンプルで落ち着いた内装で、備品やアメニティも必要なものはバッチリ。クールなデザインのラウンジが利用できるクラブルームなら、滞在満足度はさらにアップしそうです。
レストラン「ファイヤー・ウオーター・グリル」もおすすめ。
メインダイニング「ファイヤーウオーター・グリル」は、さまざまなレビューで高得点をマークしている人気店。レトロスタイルのバーはもとより、水と火を使った店内デコレーションもドラマチック! 午後のハイティーや、金・土曜の夜10時からのみオープンしているレイトナイト・ダイニング「サパークラブ」など、いつでも気軽に足を運べるのが魅力です。
②パースを代表する「名門」ホテル
「パン パシフィック パース」
改装されたばかりのロビーエリアはエレガントシックなムード。
市内中心部、ラングレー公園からスワン川を見下ろすように建つ、486室の大型ホテル。オープンから40年以上が経過した今日でも、パース屈指のデラックスホテルとして、国内外のレセプションやイベントなどでも利用される「名門」です。近年はさらにロビーエリアや上位カテゴリの客室を改装。シックながら現代的な装いが訪れるゲストを喜ばせます。
モノトーンでまとめられたスイートは超クールなイメージ。
改装を手がけたのは、メルボルンの著名建築事務所ハッセル。独創的な照明やローライズの家具、そしてをミラーを巧みにあしらったロビーエリアはホテルの新たな顔に。またモノトーンカラーで展開するプレミアルームやプレジデンシャルスイートも、一度は泊まってみたいクールでエレガントな内装です。
お腹をすかせて挑みたい「モントレーズ」のシーフードブッフェ。
他のカテゴリの客室も十分な広さと最新式の機器・備品を搭載。レジャーでもビジネスステイでも、不自由のない時間が過ごせます。館内施設も充実していますが、ゼッタイ試してみたいのが受賞歴もある「モントレーズ・レストラン」のシーフードブッフェです。近港で採れたばかりの新鮮なシーフードが山盛り! めいっぱいお腹をすかせて出かけてください。
③パースで暮らすような滞在を
「シタディーンズ セント ジョージ テラス パース」
モダンアートギャラリーのようなロビーエリアがユニーク。
ワイルドフラワー見学をめいっぱい楽しみたいし、ピナクルズやマーガレットリバーへもゆとりを持って訪れたいから、思い切ってパースにロングステイ! そんな人の強い味方が、世界各地に展開しているアパートメントタイプのこのホテルです。バス停や地下鉄駅は至近、周辺には各種店舗も集まる市内中心部に位置しているため、何をするにもどこへ行くにも便利です。
スタイリッシュなイメージのステューディオデラックス。
客室はステューディオ3タイプと、1ベッドルームデラックスの全4カテゴリ。ステューディオデラックス以外は調理可能なキッチン設備があり、簡単な自炊ができます。シンプルで都会的な内装は使い勝手がよく、マイペースでくつろげそう。アパートメントタイプですが、ホテルと同じく毎日のルームクリーニングサービス(日祝除く)があるので快適です。
キッチン付きでも時には朝食室でのんびり過ごしたいもの。
外食には不自由しないエリアですが、外出がおっくうな時はレストランへ。朝食はブッフェ、ディナータイムもカジュアルな雰囲気で食事が楽しめます。またジムやコインランドリー、ツアーデスクといった、何かとありがたい施設も完備しています。レンタカーを借りて、ロコ気分で楽しむパース。きっと「世界一美しく住みやすい街」を実感できることでしょう。