旅でもっと元気になる! チェンマイは最強のパワースポット
かつて600年続いたランナー・タイ王国の首都として栄えたチェンマイ。「タイの京都」と呼ばれるほど数多くの寺院が点在する古都であり、勢力争いが絶えなかった隣国ビルマ(現ミャンマー)の影響を受け、独特の文化が育まれた北タイの大都市でもあります。郊外には少数民族の暮らす村があり、豊かな自然を活かしたエキゾチックなアクティビティも盛ん。バンコクやプーケット等のビーチリゾートとは全く異なった滞在が楽しめるチェンマイは、旅人の身も心も癒してくれる最強のパワースポットかもしれません。
オンリーワンを求めてナイトバザール・クルージングへ
ナイトバザールやナイトマーケットは掘り出し物の宝庫。
チャン・クラン通りのナイトバザールはチェンマイ屈指のショッピングスポット。少数民族の手づくり雑貨や衣装、新進アーティストが手がけるオリジナル作品、またフードコートにライブステージなど、毎晩深夜まで大賑わいです。旧市街でも毎週土曜日にウアラーイ通り、日曜日はラーチャダムヌーン通りでナイトマーケットを開催。より通好みの品が見つかりますよ。
チェンマイならゾウ、サル、ヘビとお友達になれるかも!?
スリル満点のエレファント・ライドは忘れられない思い出に。
チェンマイ市内中心部から車で約1時間のメーサー・エレファントキャンプでは、ゾウの生態や達者な芸を見学するだけでなく、背中に乗って大自然トレッキングも。スリル満点でエキサイティングな体験は、一生忘れられない思い出になることでしょう。他にもメーサー・スネークファームやメーリム・モンキースクール、チェンマイ動物園も生き物好きなら見逃せません!
伝統を守りながら暮らす人々の「豊かな生活」をかいま見る
あざやかな民族衣装にも目を奪われます。
タイ北部には、多くの少数民族や山岳民族が伝統的な生活様式を守りながら暮らしています。真鍮の首輪で身を飾るカレン首長族、民族衣装が華麗なリス族、モン族、アカ族等々。その自然と調和した美しい営みは、効率と利便性を追い求めた生活を送る私たちに、深い感銘を与えてくれるはず。アクセスが多少困難なため、訪問するなら現地ツアーに参加すると安心です。
◆チェンマイのおすすめホテル
①日常の全てを忘れさせてくれる「この世の極楽」に酔いしれる
「ダラ デヴィ チェンマイ」
収穫物がレストランでも提供される自前のライステラスが。
まさに寺院そのもののエントランスにア然ボウ然。広大な敷地内をカートで移動しているうちに、異空間に入り込んだような気分になるこのホテルをひと言でいえば、北タイに突如出現した「この世の極楽」。徹底したコンセプトと空間づくりでゲストを日常生活から切り離し、夢のような時間を提供します。
優美な内装のコロニアルスイートは最低でも80平米から。
贅沢すぎるほど広い客室は、シティホテルの機能性とリゾートの開放感を兼ね備え、ホテルタイプのスイートはコロニアル風、古民家を改装したヴィラはモダンなランナー様式と、デザインの美しさもため息もの。テラスやベランダの向こうに広がるのはグリーンガーデンやライステラス。全てが幻想的です。
ひときわ存在感のあるスパはまるでひとつの村のよう。
数々のダイニングの中でも「ル・グラン・ランナー」は、伝統舞踊を観賞しながら洗練された北タイ料理が楽しめる人気店。3100平米という広大なスパは、優雅でミステリアスな宮殿スタイルに圧倒されます。とにかく敷地内は驚きの連続。滞在するだけでも幸福感に包まれる超ヘブンリーホテルなのです。
②のどかな自然の中で北タイ文化をスタイリッシュに味わう
「ベランダ チェンマイ ザ ハイ リゾート 」
ベランダのようなプールからは周辺の山々のパノラマを一望。
チェンマイ空港から東の山間部に向かって車で約30分、緑の中に埋もれるようにして建つこのホテルは、人里離れた場所で心穏やかな「禅」スピリットを体験したいと願うゲストの心の宿。自然と寄り添うような開放感とともに、モダンなデザインで快適さを提供するユニークな空間づくりが特徴です。
何もせずにのんびり過ごしたいプランジプール付きのヴィラ。
客室はステューディオからプライベートプール付きのヴィラまで全8カテゴリー。ほとんどの客室がバルコニーから大自然の雄大な景観を楽しむことができます。バスルームはオープンスタイル。これまた開放感満点です。おすすめはジャグジーパヴィリオン。季節や時間を問わず利用できるのがポイントです。
どのレストランからも素晴らしい景観が楽しめます。
ダイニングは広大な私有地の渓谷の上部や、ライステラスが目の前に広がる渓谷下部など、起伏に富んだ地形を活かしたドラマチックなロケーション。リクエストによりプライベートディナーも可能です。オリジナルプロダクツで心身のリフレッシュを促してくれるスパも、滞在中のマストスポットです。
③「とにかくスパ、やっぱりスパ」のナチュラル・リトリート
「パンヴィマン チェンマイ スパ リゾート 」
プライベートジェットで訪れるセレブも少なくないのだとか。
市内中心部から、観光スポットのドイステープ方面へ車で約1時間の山中に位置するラグジュアリーリゾートです。敷地はなんと東京ドーム3個分。絢爛豪華なアユタヤ様式のロビーと、伝統的なランナースタイルのスパエリア、そしてわずか42の客室。特別感満載の仕立てでゲストを迎えてくれます。
ゆったりした造りが快適なハイマウンテンデラックスの客室。
周辺にほぼ人工の建造物がないため、客室からは濃密な大自然の景観が広がります。インテリアの艶やかな木材や、ゆったりサイズの家具が身も心もくつろがせてくれそう…。ジャグジー付き、プール付きなど、ヴィラはプラスアルファの贅沢が用意されているので、滞在中に1泊だけ移動してみてはいかが?
世界に名が轟くスパは毎日通い詰めたくなるほどのクオリティ。
チェンマイ最大の規模かつタイでも指折りとされる名スパは、オリジナルアカデミーを主催するほど。スパ目的でここを訪れるゲストの中には、全日入り浸りというケースも。自家栽培のオーガニック素材を使った食事も、心身のリフレッシュに最適です。お得なプランもあるのでチェックしてみてください。