何気にオシャレなアムステルダムの「このまま住みたい!」ホテル3選

何気にオシャレなアムステルダムの「このまま住みたい!」ホテル3選

中央駅を軸に、扇を重ねていくように運河が展開するアムステルダムは、町づくりが始まった12世紀からすでに自由闊達な空気にあふれていたと伝えられています。その気風は今日まで脈々と受け継がれており、世界を驚かせ、人々に愛されるダッチ・デザインを生み出す原動力にもなってきました。奇抜さの中に温もりがある、シンプルだけれど飽きがこない、独特の存在感ながら環境にマッチする…今回は、そんなオランダ式センスが結集した個性的なホテルをピックアップしました。


◆実はデザイン天国、でもゴッホよりふつうにミッフィーが好き!

ダッチ・デザインは建築やプロダクトデザインでも世界を牽引しています。

ダッチ・デザインは建築やプロダクトデザインでも世界を牽引しています。

アムステルダム観光のメインは、やはり美術鑑賞。レンブラントやゴッホ、フェルメールなどオランダを代表する画家の作品群の「実物」は圧倒的な迫力! でもお堅いばかりじゃないのが、デザイン都市アムステルダムのいいところ。ユトレヒト生まれのミッフィーちゃんや、イップとヤネケのような有名キャラも少なくないんです。オリジナルグッズも超チャーミングです。

◆雑貨も本屋も古着もイケてるアムスはオランダの下北沢!?

ダム広場の西側はユニークなお店が多く、散策におすすめです。

ダム広場の西側はユニークなお店が多く、散策におすすめです。

機能性と洗練を兼ね備えたダッチ・デザインのプロダクツはお土産にもってこいですが、実はもっとディープでマニアックなショッピングが楽しめるアムステルダム。狙い目はほぼ毎日開催されている「市」。掘り出し物のアンティーク雑貨や書籍、驚きのヴィンテージ衣料まで、掘り出し物がざくざく。またダム広場西のユニークな商店も散策する価値ありです。

◆運河めぐりでのんびり都市デザインを体感しよう!

船上から見るアムステルダムの街は新たな発見がありそう。

船上から見るアムステルダムの街は新たな発見がありそう。

アムステル川をダムで塞き止めたことから、その名がついたアムステルダムは運河の街。その繁栄の歴史を物語るカナルハウスも、素晴らしきダッチ・デザインの「作品」です。そこでおすすめなのが、運河ツアーや水上バスでのアプローチ。船の上からしか見ることのできない風景や建築物が次々に現れ、アムステルダムの新たな魅力を教えてくれます。

◆アムステルダムのオシャレなホテル
①アムステルダムのゴールデンエイジを追体験
「ホテル ピュリッツアー アムステルダム」

17世紀「ゴールデンエイジ」の面影を伝えるカナルハウス。

17世紀「ゴールデンエイジ」の面影を伝えるカナルハウス。

オランダの前身ネーテルラントが発展を遂げた17世紀は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、船で商品を運搬するため運河沿いに倉庫が建ち並びました。このホテルもそんなカナルハウスだったもの。オーナーはノーベル賞創設者の孫で、王族も利用するアムステルダム初の5つ星ホテルとして名をあげました。

アイデアに驚かされるブック・コレクターズ・スイートの内装。

アイデアに驚かされるブック・コレクターズ・スイートの内装。

2015年から始まった大規模改装も、そろそろ終盤。テーマは「ニュー・トラディショナル」。黄金時代の雰囲気を現代的に再現した館内は、他に類を見ない独特なデザインです。客室は各室大きさやしつらえが少しずつ異なりますが、オランダ風レトロモダンなエレガンスが凝縮されたスイートは圧巻!

独特な内装が大人のムードを醸し出すダイニング。

独特な内装が大人のムードを醸し出すダイニング。

改装前はいかにもオランダらしい絵画的な内装が施されていたダイニングも、モダンクラシックな美空間に大変身。趣向を凝らした照明がムーディな大人の時間を演出します。バーは「アムステルダムのベストバー」にも選出された人気スポット。2016年夏には屋外テラス、秋には中庭がオープン予定です。

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②アンダーズの最高峰をめいっぱい楽しもう
「アンダーズ アムステルダム プリンセングラハト 」

同ブランドの中でも群を抜いてスタイリッシュなロビーエリア。

同ブランドの中でも群を抜いてスタイリッシュなロビーエリア。

ハイアットグループのハイブランド「アンダーズ」は、超個性的なデザインで世界中のゲストを魅了しています。その中でも1、2を争う「有名店」がここ。個人宅のようなひっそりとしたエントランスをくぐると、あふれる色彩&不思議な造形の家具・調度品がずらり! 刺激的な空間が待っています。

スイートルームも想像を超えた世界観で楽しませてくれます。

スイートルームも想像を超えた世界観で楽しませてくれます。

デザインを手がけたのは、著名オランダ人デザイナーのマルセル・ワンダース。客室はスタンダードで26平米からと、コンパクトサイズが多い市内では比較的広めに造られています。異なる質感の素材を効果的に組み合わせ、先進的なのにどこか心安らぐムードを漂わせるのもマンセルならではの技でしょう。

アムスの必勝デートスポット「ブルースプーンレストラン」。

アムスの必勝デートスポット「ブルースプーンレストラン」。

アムステルダムはもとより、オランダ最高峰の料理が楽しめると評判のダイニングは、接待やデートでも引っ張りだこ。滞在中に日曜日があったら、サンデーブランチはマストですよ! 男性でも気軽に足が運べるスパは、シンプルな内装とパーソナルタッチのサービスで、心身の疲れを癒してくれます。

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③安心の日系ホテルは万人向けの和みワールド
「ホテル オークラ アムステルダム 」

街中の喧噪から少し離れた閑静な場所に建つ335室の大型ホテル。

街中の喧噪から少し離れた閑静な場所に建つ335室の大型ホテル。

デザイン展開にしのぎを削る小・中規模ホテルが多いアムステルダムで、大型ながらも日本的なリラクゼーション空間を見事にクリエイトしているオークラ。ロビーエリアは目に優しいアースカラーと透明感のあるマテリアルが心を和ませ、異国への旅の心細さを知らないうちに解きほぐしてくれます。

オープン式のバスルームが爽快なスーペリアジュニアスイート。

オープン式のバスルームが爽快なスーペリアジュニアスイート。

ゆったりとした客室は隅々まで手入れが行き届き、高層階からはアムステルダムの街並みが一望できます。色調や照明の光度にもこだわっていて、昼夜問わず落ち着いたプライベートタイムが過ごせます。ワンランク上のサービスが用意されたエグゼクティブのカテゴリはビジネスユースでも人気です。

スパのしつらえも日本風。温泉気分で楽しんでみては?

スパのしつらえも日本風。温泉気分で楽しんでみては?

「ナゴミ」と名付けられたヘルス&スパは、どことなく温泉風のしつらえがユニーク。のんびりくつろいでください。また2014年には鉄板焼き「さざんか」、和食「山里」、フレンチ「シエルブルー」がオランダ版ミシュランで星を獲得。1軒のホテルでのトリプル受賞はヨーロッパ初の快挙なのだとか!

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