新幹線開通でダンゼン身近になった函館のおすすめホテル3選
3月26日、待望の北海道新幹線がついに開業しました。東京駅から新函館北斗駅までは、乗り換えなしで約4時間の旅。トンネルの空気抵抗を抑えるための車輛デザインは、なが〜い先頭部が特徴。大人気のグランクラスも完備して、ゲストを新たな北海道の旅へと誘います。お祭りムードにわく函館も、総力をあげて大歓迎中!今回はそんな函館をめいっぱい遊びつくせる、とっておきのホテルをご紹介。今度のお休みは、今いちばんアツい函館へ、誰よりも先に出かけてみませんか。
函館山から望む夜景は世界有数の美しさと誰もが絶賛!
100万ドルの夜景は息をのむような光のパノラマ。
摩耶山(神戸市)、稲佐山(長崎市)と並ぶ日本3大夜景のみならず、ナポリ、香港とともに世界的な夜景スポットとされる函館山。季節を問わず多くの観光客で賑わいますが、特に「夜景の日」に制定されている8月13日は、街中が協力して光をパワーアップ。宝石をちりばめたようなきらめきに、思わず息をのんでしまいます。山頂へはロマンチックなロープウェイで。
お花見から花火まで春夏の函館はイベントが盛りだくさん!
5月の箱館五稜郭祭には世界中から幕末ファンが集まります。
函館には歴史的にも重要なスポットが多数あります。かつての「箱館奉行」の跡地であり新撰組の最後の砦となった五稜郭、壮麗なハリストス正教会や金森赤レンガ倉庫は、いずれも150年以上の歴史を紡いできた名所です。4月からは桜やつつじが見ごろとなり、5月には箱館五稜郭祭、6月には競馬やマラソンなど、初夏に向けてさまざまなイベントが開催されます。
函館は美食の宝庫。海の幸も山の幸も目白押し!
新鮮な近海の魚介類の中でも6月からの旬は真イカ。ぜひ刺身で。
三方を海に囲まれた函館は、新鮮な魚介類の宝庫です。飲食店はどこも海の幸づくしで、ウニ三昧やイクラ三昧などの贅沢はもちろん、6月に旬を迎える真イカの刺身は、食通もうなるほどの一品。これを食べるためだけに函館に足を運ぶ人も少なくないのだとか。テレビでも取り上げられ、一躍有名になったご当地ハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」も要チェックです。
◆函館のおすすめホテル◆
①北海道屈指の絶品朝食が待っている
「ラ ビスタ 函館 ベイ」
コンセプトは「大正浪漫」。最上階には露天付き天然温泉も。
JR函館駅からベイサイド沿いに徒歩約15分に建つ、周辺でもひときわ目立つ大きなホテルです。周辺に高い建物がないため、海と市街地双方の素晴らしい景観を望むことができるのがポイント。コンセプトは「大正浪漫」。かつてこの地に流れていた、懐かしきムードを館内にゆったりと漂わせています。
いちばん人気はお茶の間気分で夜景が楽しめる贅沢な和洋室。
客室も「大正浪漫」をイメージした、レトロモダンなアールデコスタイル。ファブリックや調度品にも目配りが行き届き、独特の世界観を演出しています。窓側にベッドやデスクを配するなど、室内からも函館の景観をたっぷり楽しめるレイアウトになっています。畳の間がある和洋室が人気です。
新鮮な魚介類はもちろん豪快な炙り焼きも大人気です。
ホテルの自慢は、海の幸が惜しみなく提供される豪華な朝食。目の前で調理してもらえる炙り焼きも好評です。ダイニングにはスープカレーやジンギスカンなど北海道グルメがズラリ。オシャレなバーから露天風呂付き天然温泉やスパまで、充実した館内施設が滞在の楽しみを盛り上げてくれるでしょう。
②最上階の夜景ルームでロマンチックな滞在を
「ロワジール ホテル 函館」
バスでも電車でも効率的に移動できる抜群のロケーション。
新幹線駅から快速で約17分のJR函館駅は目の前、市電駅もバスターミナルも至近という、絶好のロケーションが自慢のホテルです。市内に点在する観光スポットへの移動に便利なだけでなく、すぐ裏手には人気の函館朝市も。朝から晩までアクティブに過ごしたいゲストには申し分のない1軒です。
時間を忘れて美しい景観に見入ってしまう夜景スイートの客室。
和室や和洋室の客室は、数が少ないため早めの予約がおすすめですが、それより競争率が高いのが「夜景ルーム」。夜景評論家の丸々もとお氏がプロデュースした空間で、最上階フロアに位置し、大きな窓と照明、香り、音楽にもこだわったこだわりの客室です。優雅な函館の「夜」に酔いしれてみませんか?
函館の美味と絶景を思う存分味わえるダイニングがそろっています。
ダイニングはランチ・ディナーともに豪華なブッフェが開催される「キッチンルーム四季」、北海道では希少な本格しゃぶしゃぶ店の「喜来里」、エレガントなティーサロン「マーブルラウンジ」と充実。最上階の夜景バー「エステラード」では、きらめく街並みを目の前に忘れられない時間が過ぎていきます。
③北海道3大名湯のひとつで存分に湯めぐりをエンジョイ
「湯の川観光ホテル 祥苑 」
10カ所の湯船と2カ所の露天風呂で心身をリフレッシュ。
数ある北海道の温泉の中でも3大温泉と呼ばれるのが、登別温泉、定山渓温泉、そしてこの宿がある湯の川温泉。開湯は1653年と長い歴史を誇り、新鮮な海の幸が味わえることでも知られています。松倉川の近くに位置する祥苑はそのエンターテインメント性の高さで、幅広いゲストに人気の1軒です。
手入れの行き届いた新館の和室。露天風呂付きもあります。
客室は新館と本館に分かれており、明るく清潔感のある和室や、気ままにくつろげる和洋室、ツインベッドが置かれた洋室と、好みや人数によって使い分けることができます。新館の露天風呂付き客室は、その大きさが湯の川温泉指折りなのだとか。室内の上質なしつらえも相まって特別な滞在に最適です。
夕食は山海の美味がずらりと並ぶお得なバイキングプランで。
滞在の楽しみは地元の旬の食材を用いた料理の数々。たっぷり味わった後は貸し切り展望露天風呂や種々の湯船でのんびりまったりくつろぐもよし、カラオケやバー、海鮮居酒屋で盛り上がるもよし。手頃な料金でマッサージやアカスリができる「いやし処」は、チェックイン時に予約をお忘れなく!