海南島はアジアのハワイ! 今こそ行きたいラグジュアリーリゾート3選
日本から主に中国の各都市を経由して4時間前後。飛行機を降り立つと、亜熱帯気候独特の心地よい風と陽光に包まれる海南島は、中国本土の南に浮かぶ小さな島。国際的なリゾート化計画による急速な開発で、いまや世界的なリゾートとして注目されています。その中心となるのが最南端の三亜市。長く続く白砂のビーチと穏やかな海、高級ホテルやコンドミニアムが建ち並ぶ様子は、本当にワイキキそっくり! 遊んで、食べて、買物も楽しめる海南島は、今こそ行きたい「アジアのハワイ」です。
ゴルファーパラダイス。女子会ゴルフもお任せ!
国際標準のコースを備えた豪華なゴルフクラブでプレー三昧。
三亜エリアのゴルフクラブは初心者から上級者まで楽しめる、バラエティ豊かなコースを備えたゴルファー天国。いずれも中心部から車で10分〜1時間とアクセスも楽々。毎日異なるコースでプレイする、な〜んていう贅沢もかないます。一方、海を舞台にしたアクティビティも豊富。華やかなヨットクルーズから豪快なフィッシッングまでよりどりみどりです。
鶏飯&海南4大名物&三亜三珍は何があっても食すべし!
高級食材が屋台でお手頃に食べられるのも海南島ならでは。
海南島名物の筆頭は、さっぱりした蒸し鶏とご飯の組み合わせで、誰もがとりこになる庶民の味「海南チキンライス」。また「海南四大名物」は、文昌鶏、東山羊、和楽蟹、かせきアヒル、「三亜三珍」はフカひれ、アワビ、ナマコ…と、食べたいけれどお値段が気になる食材ばかり。でもご安心ください。実はどれも屋台でお手軽に食べられる身近な料理なんですよ!
ショッピングで大興奮の後はラグジュアリースパで夢心地に!
モールから市場まで存分に買物を楽しんだらスパでリフレッシュ。
三亜には地元密着型のショッピングモールやデパートがいくつもあり、地元産のお茶やコーヒー豆といった名産品から、ユニークな雑貨や工芸品、そしてブランド品まで幅広いジャンルのショッピングが楽しめます。その後のお楽しみはやっぱりスパ。高級リゾートにはハイレベルのスパが併設されていますから、この機会にめくるめくスパワールドを堪能してみませんか。
郊外の見逃せない観光スポットにも足を運んでみよう!
南山寺にある南山海上観音聖像は世界一高い観音サマ。ここも必見です。
三亜の郊外には、少数民族の文化や生活を体験できる「檳榔谷」や、広大な熱帯原始雨林公園を探索できるハイキングコースの「YONODA」、20種類の温泉がある「南田温泉」などがおすすめ。動物好きなら「三亜愛心大世界」や、サファリパークのような「海南熱帯野生動植物園」で1日中遊ぶのもいいですね。南山文化旅遊区での知的散策も楽しいですよ。
『海南島のおすすめラグジュアリーリゾートホテル』
①名門ホテルの豪華さと洗練を心ゆくまで堪能したい
「海南雅居楽莱佛士酒店(ラッフルズ 海南)」
海を望むプールサイドで終日のんびりくつろいでみては?
手入れの行き届いた芝生を歩いていけば、目の前に開けるホワイトサンドと青い海。オーシャンフロントの素晴らしい場所に建つラッフルズは、300を超える客室があるとは思えないほどの落ち着きと優雅さ。チャンピオンシップのゴルフコース、中国屈指の広さを誇るスパなど、すべてが超一流です。
ビーチもプールも独り占めできるガーデンプールヴィラ。
客室は最低でも80平米で、バリ島や少数民族のカルチャーをモチーフにした、大人のエキゾチックスタイル。爽快なテラスやゆったりとしたソファセット、セパレートシャワーのバスルームなど、心身を解放するのには申し分のない空間です。ヴィラにはワンランク上のサービスが用意されています。
ラッフルズの名物カクテル「シンガポール・スリング」をどうぞ。
「ロング・バー」で味わえるのは、ラッフルズ・シンガポールから生まれた有名カクテルのシンガポール・スリング。雄大な眺めが広がる「クリアウオーター・ベイラウンジ」は1日の締めくくりにピッタリ。他にも本格的な中華料理から地中海料理、イタリアンまで、食の楽しみは尽きません。
②アーティスティックにアレンジされた中国の歴史と文化に注目
「三亜海棠湾凱賓斯基酒店(ケンピンスキー ホテル ハイタン ベイ 三亜)」
荘厳な雰囲気に包まれたウッド・アート・ミュージアム。
世界各地でウルトララグジュアリーなホテルを展開しているケンピンスキー。ここ三亜のリゾートがオープンしたのは2011年ですが、清王朝時代の仏塔を模したダイニングや、200年前の上海の貴人宅を移築したミュージアムなど、中国の歴史に独特のアプローチをかけたコンセプトで注目されました。
テラスでバスタイムが楽しめるオーシャンビューベッドルーム。
客室デザインのモチーフは、地元海南と中国南部の文化。極上の素材を惜しげもなく使った内装は、モダンでありながら素朴さを感じさせてくれる、不思議な落ち着きに満ちた空間です。すべての客室はテラスにバスタブが置かれ、心地よい風を感じながらの贅沢なバスタイムが楽しめます。
敷地内の施設はどこもかしこも開放感あふれる造り。
緑に囲まれたプールやミニゴルフ場、ドラゴンボートライドによる船遊びなど、広大な敷地を利用したアクティビティもユニークです。パーソナルタッチのスパでリラックしたら、受賞歴のあるチャーニーズで夕食を。と、その前に、伝統的な中国茶藝を体験できる「ティー・パゴダ」に足を運ぶのも忘れずに。
③アクティブ派にもお忍び滞在にも大満足のロケーション
「三亜半山半島安納塔拉度仮酒店(アナンタラ 三亜 リゾート)」
丘陵を利用したパノラミックな景観がゲストを魅了します。
2つの小高い山に囲まれ、目の前には小東海の穏やかな湾。空港から車で約25分、市内中心部へは約15分という好ロケーションに位置するアナンタラは、おおらかな自然の中でひたすら静かに過ごしたい人にはもちろん、ショッピングやナイトライフを満喫したい人も大満足できるリゾートです。
オープンタイプのバスルームが爽快なホテルルームから、パーソナルスパスペースを備えたスパスイート、シークレットな滞在にピッタリのプライベートプール付きヴィラなど、客室は全10カテゴリー。仕切りや段差を極力排した室内は、テラスから風が吹き抜けていくような開放感に満ちています。
一歩足を踏み入れた時から別世界へと誘われるスパ。
クオリティの高さに定評のあるスパでは、中国で3000年前から「若返りの源」とされてきた真珠の粉や茶葉を素材にしたトリートメントにぜひチャレンジしてみて。優雅なオリエンタルムードもため息ものです。その後はオシャレをしてタイ料理「バーン・リン・ナム」でのロマンチックディナーをどうぞ。