注目のブルックリン&クイーンズに泊まる
かつては貧困層が多く治安が悪いイメージがあったブルックリン。しかし、近年は新進のアーティストたちが多く移り住み、おしゃれなエリアとして注目を集めています。中でもウイリアムスバーグは倉庫を改築したアーティスティックなレストランやカフェが急増。イーストリバー沿いの高級住宅街ブルックリン・ハイツ、アートの街として人気のダンボ、再開発で魅力的に変貌中のコニーアイランドなど、ますます目が離せない地区です。
一方のクイーンズは、ニューヨークの玄関口「ジョン・エフ・ケネディ空港」を抱えた、ニューヨーク市で最も広い地区。入居者の約半数が移民といわれ、アメリカ国内で最も多様な文化に触れられる場所です。移民者が形成するそれぞれの国のコミュニティでは、本場の味を楽しんだり、レアものを見つけたり、マンハッタンにはない魅力がいっぱいです。
そんな注目エリアでは個性派ぞろいの3ホテルをご紹介します。
ブルックリンのエネルギーを伝えるヒップでモダンなホテル
「アロフト ニューヨーク ブルックリン」
(Aloft New York Brooklyn)
ガラスを全面に使ったファサードはひときわクール!
アロフトは2009年から登場したスターウッド系の新ブランド。スタイリッシュなデザインホテルWのいわゆるディフュージョン版です。従ってイメージはポップでカジュアル。上昇気流に乗るブルックリンのイキの良さが伝わってくるような若々しいホテルです。
ルーフトップのラウンジで、カジュアルにくつろぐ
さらに嬉しいのは、マンハッタン中心部より物価が安いせいか、客室にゆとりがあること。高~い天井やシンプルな家具で開放感を演出。一方でバスアメニティには兄貴分Wと同じブリスのプロダクツを用意するなど、押さえるところはしっかり押さえているのがニクいですね。レストランはありませんが24時間オープンのスナックステーションがあり、夜中に小腹がすいた時も大活躍。地下鉄も3駅が徒歩圏内と立地もバツグンです。
「らしさ」を追求した個性派ホテル
「ホテル インディゴ ブルックリン」
(Hotel Indigo Brooklyn)
客室はグレー、レッド、ホワイトでまとめられたフェミニンな内装。
ブルックリンで話題のショップが続々オープンしているアトランティック通りやスミス通り界隈をじっくり散策したいなら、ホテル インディゴを拠点にするのがおすすめ。エントランスは周辺のショップと見間違うようなカジュアルな造り……ですが、内部に足を踏み入れると驚きの別世界! 古くからの倉庫街であったブルックリンらしさをイメージしたというデザインは、開放感がありながらどことなく秘密めいたニュアンスが。とりわけ照明によって雰囲気ががらりと変わるウエイティングエリアが印象的です。
おしゃれなバーもおすすめ!
客室はグレー、レッド、ホワイトでまとめられたフェミニンな内装。市街の景観が一望できるのも魅力的ですが、周辺にはどんどんビルが増殖中。眺めが楽しめる今のうちにぜひ滞在を!
よりディープなニューヨークを味わいたいなら!
「ゼット ホテル ニューヨーク」
(Z Hotel New York)
モノトーンの客室からはマンハッタンのスカイラインが見える
ちょっと長めのニューヨーク滞在なので宿泊費を節約したい、いつもとは違うニューヨークの雰囲気を楽しみたい。そんなこだわり派にピッタリなのがZ ホテルです。立地はロングアイランドのクイーンズ、国外出身者が半数を占めるというエスニックエリアで、最寄り地下鉄駅3カ所から徒歩だとやや距離がありますが、ホテルからマンハッタンへの無料シャトルサービスが毎日7時~23時の1時間毎に出発と、アクセスのフォローはバッチリ。
「Z」のロゴがひときわ印象的なエントランス
デザインのテーマはニューヨークのジャズエイジで、モノトーンで展開する客室も超クール。洗面台が浴室の外にしつらえられていたり、全室からマンハッタンのスカイラインが一望できることなど、「泊まって便利&よかった!」ポイントも満載です。
いかがでしたか?
おしゃれなニューヨーカー注目のブルックリンから、オススメホテルを厳選してご照会しました。ぜひ次回ニューヨークを訪れる際の参考にしてみてくださいね。