オーバーブックって何?
今回利用するホテルは何度か利用していてお気に入りのホテルということもあって、油断していたのかもしれません。チェックインがだいぶ遅くなってしまいました。
ホテルに到着しチェックインをお願いすると、「Sorry・・・」という言葉の後に”オーバーなんちゃら”ということを言っているようです。全く言葉のわからない私でしたが、幸い主人は理解しているようで、聞いたところでは「部屋が用意できない」から他のホテルへ移ってほしいということでした。
主人も英語が堪能でもありませんので、どうしたらいいか。。。
対処法
オーバーブッキングは部屋が満室で部屋が用意できなくなった状態を言います。
他のホテルに移るにしてもちゃんと理解をして移動する必要があります。英語が不安ということでしたら、あわてず騒がず以下の対処法をしてみましょう。
-
ホテルと交渉する
基本的にオーバーブックはホテル側が同等クラス、またはそれ以上のホテルをご用意することになっていますので、ご自身で交渉しても良いでしょう。
-
ホテルバウチャーを提示
「BOOKING AND PAYMENT BY:」欄に記載されている手配会社へ、フロントスタッフから直接電話をして確認してもらってください。
-
緊急コールセンターへ連絡する
言葉に不安がある方は、「ホテルバウチャーのご利用方法」に記載されている緊急コールセンターへ連絡してください。あなたに代わって状況を確認し対応致します。
こんなシーンの英会話
-
本当に1室も残っていないのですか?
-
明日の朝、ここのレストランでクライアントと約束があるのです。
-
移動先のホテルは選べますか?
-
(もし遠くのホテルをオファーされたら)もっと近いホテルはありませんか?
-
移動費や連絡のための通信費は負担してもらえますか??
-
仕方ないですね…。ではよろしく。
こうして解決
言葉に不安があることから、バウチャーに記載された緊急コールセンターへ連絡し、交渉をしてもらいました。立地条件などの希望はもちろん代替えホテルが同等なのかの判断もできませんでしたので、全てお任せでお願いしました。
何とか立地も1ブロックほどのホテルに決まり案心することができました。交渉の時間もあまりかからなかったので、移動先のホテルでチェックインをすませた後は安堵感から部屋でグッタリしてしましました(笑)
ポイント
オーバーブッキングというのは決して珍しいことではありません。 オーバーブックの場合はホテル側が同等クラス、またはそれ以上のホテルをご用意いたしますし、お支払いもホテルバウチャー扱いとなりますので宿泊料金は発生いたしませんのでご安心してください。むしろ予定より高級なホテルに泊まれるチャンス!と楽しんでしまう余裕を持ちましょう。
※オーバーブックはホテル側の勝手な都合のように受け取られがちですが、これは世界一般的に、ホテル側の免責事項となっていることも覚えておきましょう。
オーバーブック回避初歩の初歩
オーバーブックに遭遇しないためには、とにかく早めにチェックインすることです。また、18:00以降に到着しそうな場合は、必ず一本電話を入れましょう。服装も気をつけたいところです。チェックインの時は、なるべくきちんと した服装をしていた方が上客と見られ、扱いも自ずと違ってくるものなのです。
ワンランク上の交渉術
いかにホテルマンが「このお客様を大切にしたい!」と思うようなゲストになるかということが重要です。自分がこのホテルに宿泊することをどんなに楽しみにしていたか、ここに泊まれないことで、ビジネス的にいかに不自由するかなどを伝え、もしあなたの与える印象がよければ、可能な限りホテルランクアップがオファーされる可能性は期待できるかもしれません。
スタッフを怒鳴りつける
調査に時間がかかったりと不安なお気持ちになりますが、ホテルスタッフに対して怒鳴ったりしないようにしましょう。感情的に怒鳴ったりするのではなく、静かな、しかし毅然とした態度で状況を把握してホテル側の説明を確認することがよいでしょう。
※誰もトラブルを起こしたいはずがありません。彼らも人間で「たまたまその時シフトについていただけ。自分達も被害者だ」くらいに思っています。そんな相手にいきなり怒鳴ったりしては、よほどのVIPでない限りロクな扱いを受けられません。