A Good Travelerへの道 そこが知りたいホテルの常識

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これであなたもチップの達人

Chapter2

ピローチップは必要か?

Shangri-La Hotel Paris (Paris, France)

ピローチップは、ハウスキーパーへのメッセージ

毎朝枕元に置くのがピローチップ。国・地域によって事情が異なり、ヨーロッパの一部のホテルでは、受け取らないところもあると聞きます。でも、「ヨーロッパは不要」と一概に決めつけてしまうのは危険。基本的なマナーとしてピローチップを置くことをおすすめします。

というのも、あなたのベッドを快適に整え、バスルームを磨き、室内を整頓してくれる。そんなハウスキーピングの気持ちのよい仕事ぶりをもし目の前で見ていたら、ありがとうの言葉とともに数ドルのチップは自然に払えるでしょう?ピローチップもそれと同じこと。つまりはチップを通したコミュニケーションなのです。

特に5つ星以上のラグジュアリーホテルなら、国にかかわらずチップはマストと心得ましょう。

チップの額

ピローチップの額は最低1ドル程度からですが、3スタークラスは1~2ドル、4スタークラスは2~3ドル、5スタークラスならば3~5ドルくらいが適当です。また靴の泥などでカーペットをかなり汚してしまった時などは、さらに5ドルくらい置くといいでしょう。

上級テクニックとしては、「Thank you for your good service.」などと一言メモを添えて置いておくのもいいですね。「Thank you for your kind tip.」と返礼のメモが残っていたり、一輪の花が添えてあったりと、心が通うサービスが感じられるかもしれません。

1日に複数回のハウスキーピングが入り、ターンダウンのサービスもある高級ホテルでは、基本的にサービスの内容と質に見合ったピローチップを「1日1回」置けばOKです。もし部屋にいる時にノックがあってサービスを受けた場合は、気持ちよく1~2ドル渡してあげてみては?きっと喜んでくれますよ。メイドの作業中は「Thank you.」と言って、部屋をちょっと空けても構いません。部屋にいなかった時は、特に気にする必要はありません。

チェックアウトの朝にも心をこめて

毎日気持ちよく過ごせたならば、チェックアウトの朝も「部屋をきれいにしてくれてありがとう」の感謝の意味を込めて、ベッドにチップを。「Dear house-maid, Your good job made my stay so much comfortable. Thank you.」と一言メッセージを残せたら完璧です。

姿を見せずに毎日サービスに努め、ゲストの快適な滞在をと頑張ってくれている、バックオフィスで働くホテル従業員達にそんな気遣いや感謝の気持ちが伝えられたら、もうあなたはA good travelerの仲間入り。きっとどこででも歓迎されるグッドゲストになれるでしょう。

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