旅の自由度をより高めてくれるのがレンタカー。こんなことに気をつけて、安全かつ快適な旅の「足」を使いこなしましょう。

日本であらかじめ予約する場合

日程が決まり次第、出発前に早めに予約する。遅くなるほど、希望車種が借りられない可能性が高くなります。国内免許と国際免許の両方を携帯するのを忘れずに。
また、おすすめは上級車種。慣れていない大型車種は避けたほうが賢明です。

現地で借りる場合

手続きの時点で付いていたダメージや傷をきちんと確認しましょう。ノートなどに簡単な車の絵を描き、もし傷などがあれば、それをメモすることを忘れずに。借りた営業所等で確認サインをもらっておけば、後々のトラブルに役立ちます。

また、以下のような点も確認しておきましょう。

• ブレーキ、ウインカー、ライトなどのチェックをきちんと。
• 自分自身のものとは別に、ドライビングマップは必ず借りること。
• 出発する前に少し試乗してみて、運転や操作のよく分からない車種は避けましょう。
• わからないことはすべて出発時にきちんと質問しましょう。
• 返却する時は、特別契約以外はガソリンを満タンにして指定場所へ返却するのが基本ルールです。

とにかく安全第一！

安全に、そして楽しく旅をするために、何よりも十分な時間のゆとりと入念な下調べが大切です。車を借りる時に、目的地までのルートを地図上できちんと確認をしておきましょう。また、運転にあせりは禁物。少々道に迷っても大丈夫なように、余裕のある旅行スケジュールを立てること。あとは、いつもよりちょっと慎重な判断ができれば大丈夫です。

ホテルに車を預ける

駐車場のあるホテルには、「バレットパーキング」といって係の人が駐車サービスを代行してくれ、また外出時には車を出して来てくれる有料のサービスがあります。ゲストはホテルの車寄せで車を降り、係の人にキーを預けます。この時引換券などを受け取ります。その引換券を係に渡せば（滞在中外出する時には見せるだけでOK）、係の人が車を持ってきてくれます。

滞在客かどうかの識別のために、車にバレットサービス使用者を表すステッカーなどを貼る場合があります。このバレットサービスでは車を出しキーを受取る度ごとに、1ドル程度のチップを渡すのが常識です。都市部の5スターホテルなどでは、パーキングスペースが限定されているため、バレットパーキングサービスのみの場合がありますのでご注意を。

長期滞在の場合や、このチップ支払いが面倒な時は、セルフパーキング（自分で停める形の駐車場）を利用した方が無難です。この時、近隣のパーキングと提携しているケースもあるので確認を忘れずに。