ミスターMのおいしい旅の話「次の旅はここへ行け!」
Vol.127

Vol.
127

高級ホテルを「楽しむ」旅、私の場合は…

みなさま、ごきげんよう。そしてミスターファンのみなさま、お邪魔いたします。マダムヨーコでございます。3回にわたってお届けした「高級ホテルを『楽しむ』旅とは?」の対談、多くの方にお楽しみいただけたようで、うれしくまたありがたいことに、たくさんのお便りが届きました。今回は、みなさまのご意見をできる限りご紹介いたします。

日本のホテルでリフレッシュ滞在

まずは、マダムのコラムでもほんのさわりだけご紹介したお便りを改めて。「私も、ラグジュアリーな5スターホテルを楽しむ旅とは一体どんな旅なのか…と考えていた」旅猫様。「ふと、日本ではそういう旅をしていたということに気が付きました。思い起こせば10数年程前でしょうか。私も夫も仕事が忙しい盛りで、目もまわるような日々を過ごしておりました。そんな中、夏休みとクリスマスには3泊4日程度、毎年日光の中禅寺金谷ホテルに滞在し、リフレッシュしていました」

「滞在中は、温泉に入ったり、ホテルのテラスで本を読んだり、コーヒーハウスでお昼間からビールをいただいたり、たまに中禅寺湖畔を散策したりと基本的に、ホテルでのんびりしていました。まぁ、湖と森以外、出かけるところもありませんし(笑)、静寂の中、ゆっくりねじを緩めて自分を取り戻すには絶好の場所でした」

滞在を快適にしてくれるホスピタリティのあり方

「中禅寺金谷ホテルは5スターではありませんが、アットホームなおもてなしをしてくださいましたので、もしかしたら海外でもそんな旅をするのであれば、5スターホテルのホスピタリティは心地よいのだろうなぁと思いました。今は文化や普通の人の暮らしに興味津々で旅先を選び、到着したら町中を歩き回る旅をしております。この先、どこかお気に入りのロケーション+ホテルがあれば、素に戻るための旅をするかもしれないな、と思いました」

高級ホテルを楽しむというのは、滞在そのものを楽しんでこそ。旅猫様の過ごし方は、まさに理想的ではないかしらん。みなさまも、たとえば3泊で海外旅行をするなら高級リゾートをチョイスして、旅猫様のように「基本的にホテルでのんびり」してみるというのはいかがかしら? 思いもかけない贅沢な時間が待っているかもしれませんわよ〜。

ホテルの良し悪しは旅そのものにも影響する

続いては仙台の近藤様。この方にももう一度ご登場いただきます。「高級ホテルを選ぶかどうか、旅行に対するその方のコンセプト次第と、私も思うところです」とおっしゃる近藤様

「ビジネス旅行であれば、ビジネスに適しているかどうかでホテルを決めればよいのでしょう。個人旅行は、夜に寝に帰るだけのホテルかもしれませんが、やはり高級ホテルの良さは格別です。日中観光で疲れ果て、帰ってきたホテルの部屋が狭くて、隣の部屋の音がうるさかったりすると、その街の印象が悪い方に傾きそうな気がします。高級ホテルのいたれりつくせりが、逆に居心地が悪いと感じられるのでは本末転倒ですが、4★、5★のホテルは、それなりの価値はあると私も思います」

そうなんですのよ〜! 特にトラブルに見舞われた後での到着では、なおさらホテルの良し悪しが問われますわよね。ゲストを迎えるきらびやかな雰囲気、心温まるサービス、ステキなお部屋…ああ、暗い気持ちが吹き飛んでいくかのよう! わたくしもゲントへのトホホ旅で、ホテルが旅の楽しさを左右していることを実感いたしましたもの。

求めるのは「豪華さ」よりも「快適さ」

お次は「今の私はやっぱり快適さが一番です」と断言なさるNT様。「短期滞在なら高級ホテルで『それなりのおもてなし』が気持ちいい時もありましたが、 退職後の今は長期滞在が多いので専らアパート滞在か、短期の場合は50室程度の小規模ホテルです(一度、超有名高級ホテルで非常に不快な思いをしたことも一因です)。最近一番快適に感じるのは、ホテルもエアラインも日本以外のアジア系。ハワイよりバリ島のほうが快適なのはそのせいかも。『快適さ』>『豪華』が結論です。欧米系のホスピタリティとアジア系のそれは全く違うのです」

ミスターもホスピタリティに関しては、組織的に動いている大型ホテルやアメリカのホテルよりも、ヨーロッパとアジアの小さなホテルの方が柔軟性が高いとおっしゃっていましたっけねえ。ビジネスステイなら、スマートだけれどクールなサービスが心地いいケースもありそうですが、さて、みなさまは?

旅の達人は宿泊も冒険したい!?

お次はマダムのサロンの常連スカーレット様。「私はホテルにはできるだけ泊らないようにしています」と、なんともまあ、テーマそのものがひっくり返るようなご意見を(笑)。

「節約第一という経済的な理由が大きいのですが、ホテルでは普通すぎておもしろくないのも理由の一つです。行ってみないとどんな部屋か分からないという、不安とドキドキ感は旅の醍醐味ではないでしょうか。それにB&Bに泊ると家庭的な雰囲気や朝食が楽しめます。airbnbなどを利用して現地の民家の空き部屋に泊めてもらえば、あちらの住宅事情まで分かりますし、ご近所さんと話までできて、あちらに住んでいるかのようなスローライフが楽しめます。旅に慣れてくると宿泊に対しても冒険をしたいと思うようになってきますね」

う〜む、旅の達人的な見解でございます。わたくしはプライベート空間はなるべく閉じていたいタイプですので、その境界がハッキリしているホテルの方が気楽なのですが、これまた人ぞれぞれ。いろいろ経験した上で、自分がより快適で楽しめる「宿」のあり方を見つけていきたいものですわね。

ランドリーサービス利用は贅沢すぎる…の?

最後に、ホテルのサービスについてのご意見2連発。「私はランドリーサービスは使ったことがありません」とは、やはりマダムのコラム常連のシェリー様。 「自分で洗って干してます。残りは家に帰ってから、洗います。なんせ、高級ホテルに泊まるバックパッカーですので。ミスターMに眉をひそめられる人種かもしれません」

ふふふ。そんなことはございません! かくいうわたくしも「高級ホテルに泊まる庶民派」ですので、ランドリーサービスを使うのはマレなことでございます。基本的に下着類や小物は手洗い、長めの滞在の場合は街中にあるクリーニング店や個人経営のランドリーサービス(アジアのリゾートではよく見かけます)で、キロいくらでお願いし、自分でピックアップしに行ったりしています。

しかし滞在目的がビジネスや各種セレモニーだったり、とにかく時間に追われて忙しい時は、ホテルのランドリーに頼るしかありません。確かに料金はお高いですが、ホテルのグレードが上がれば上がるほど仕上がりもグレートに。しみは消え失せ、ボタンもしっかり付け直されと、前よりいい状態で戻ってきますもの。いざという時は、ぜひお試しあれでございます。

驚愕のトイレットペーパーホルダー事情

最後にShiira様より届いた、思わず「マジですか!?」と笑ってしまったお便り。最近のデザインホテルなどでは、トイレットペーパーのホルダーがとんでもない位置についているよね〜、というぼやきに対してのご考察です。

「日本人は、1.入ったらドアを閉める。2.下着を下げる。3.座る。4.用を済ます。5.紙を手に取って使う。拭ききれなければ何度でも。6.流す。7.ドアを開けて出る。欧米人と、欧米の影響が強いエリア(アフリカやアジアも)は、1.入ったらドアを閉める。2.下着を下げる(人によって2と3は逆かも)。3.紙を一定量手に取る(少量です)。4.座る。5.用を済ます(一般的にはかなり短時間で一気に出してすぐ終わり)。6.手に持った紙で拭く。下痢でもしていない限りちょっとで終わり。だから紙は一回10センチ! とか無茶っぽい制限しても何とかなる。7.流す。8.ドアを開けて出る」

常識だと思っていたコトがくつがえる瞬間!

「このように、最初に紙を取る人が多いので、狭い部屋内ではドア側にあるとかえって取りにくく、普通に奥に取り付けるそう。つまり、わざと奥に取り付けてる。便の質が日本人とは違うので、これで問題ないようです。ただし、ある程度の広さが確保できる個室の場合は、どちらにしても日本的な位置が使いやすいと思われますし、そうなっていることが多い気がします。トイレに関しては、日本人の常識が通用しない微妙な差が大きいと思います。だから、日本のメーカーがそのまま製品持って行ってもうまくいかないことが多かったらしいですね」

つまり、トイレットペーパーを手に取るタイミングが、日本人だけ異なると! もう一度「マジですか〜!?」。こればかりは人と比べることができないので、全く想像もしておりませんでした。まさかこんな深遠なお話になるとは(笑)。今度、外国人の友人に会ったら、話のついでに「で、いつペーパーを取るの?」と、聞いてみようと思います。Shiira様、興味深いお話を誠にありがとうございました!

というわけで、対談と同じく、とんでもないところまで話が広がっていきましたが、いかがでしたでしょうか。そして、みなさま、いつも楽しいお便りありがとうございます。いただいたお便りはできるだけコラムでご紹介したいので、ぜひぜひ! ハンドルネームなどを添えてくださいませね。それではミスター&マダムのコラムを今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。Ciao!

みなさまからの声

皆様からのご意見、ご要望、ご質問などお待ちしています。また、ご自身の体験談、旅先で出会ったトホホな人々などなど、なんでも結構です。

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