Vol.
1
真のゴルフ天国はゴールドコーストで決まり!
旅に出ることはそれだけで人生のハイライトですが、そこに自分なりのテーマがあれば、期待と喜びはひとしお深まろうというもの。そこで今回のテーマはゴルフ。そして「ゴルファーよゴールドコーストを目指せ!」、これなのであります。
海外ゴルフ事情を一変させたバブル景気
ああ、昔はよかった(遠い目&笑)。かつて、ハワイ諸島を点々としながら2週間にわたり、盟友とこれでもか! とゴルフ三昧の旅を楽しんだ私。コースはすべて超一流、ホテルは5スター、食事は好きなものを好きなだけ、なのに航空券を加えたその費用総額(総額ですゾ!)は、当時の日本でのプレイフィー分相当だったような・・・。しかし、バブル景気が全てを変えてしまいました。
何よりもリーズナブルな料金こそが海外コースの魅力であったのに、旅とともに日本人に人気のディスティネーションに輸出されたインフレのおかげで、プレイフィーは軒並み高騰。ハワイはもとより、アジア各地のコースでさえも「そりゃないぜ」という料金設定に。15年もの長ーいデフレのおかげで内外格差が大幅に調整され、その結果、今日では日本国内のほうが安価であるという逆転現象が、ゴルフに限らずあらゆる分野で起こっているのです。
質快安すべてを兼ね備えたゴルファーズパラダイス
とはいえ、まだまだイケてるディスティネーションが各地にあるんですよ。その中でも穴場としておすすめしたいのが、ゴールドコーストなのです。ジャック・ニクラウス、アーノルド・パーマー、ピーター・トムソン、ホワイト・シャークこと地元グレッグ・ノーマン等々、名だたるトップ・プロがデザインしたエンタテイメント性に富んだワールドクラスのチャンピオンシップ・コースが目白押し。
さらに超一流なメンテナンスに感激。加えて嬉しいリーズナブル料金。そんなコストパフォーマンスに優れたコースが、サーファーズパラダイスから車で30分以内のところに点在しているのだから、サーファーズパラダイスは別名ゴルファーズパラダイスと呼ぶべき・・・と。
リゾート気分を満喫するなら、これからがオンシーズン
これからは寒い日本を脱出して夏真っ盛りのオーストラリアで、たっぷりリゾート気分を満喫できる絶好のシーズンであります。たっぷりとゴルフを楽しむ一方、きらめくビーチで体を休め、ショッピングに食事にとお楽しみは盛りだくさん。ゴールドコーストは、実は食のコストパフォーマンスもピカイチなのです。ヨットハーバー沿いのロマンティックなビストロも高ポイントですが、イチオシはパラッツォ ベルサーチのメインダイニング。なに、決してびびるほどの料金ではありません。ちょいと洒落てパートナーをエスコートすれば、貴方の株も急上昇間違いなしです。
ゴルフオンリーなら「冬」がベスト!
しかしながら、ゴルフのみに専念したいというゴルキチには、本当のゴルフシーズンをおすすめしよう! それがゴールドコーストのオフシーズンである6~7月。あちらの季節は冬ですが、乾いた夏と違いやや雨が多く、このお湿りが天然スプリンクラーとなり、フェアウエイもグリーンもまさに緑もゆるといった、美しく最高の状態。さらに旅行客が少ないシーズンですから渡航費用も格安、開放感たっぷりとダブル・トリプルでお得なのです。
つまり、冬のゴールドコーストこそが真のゴルファーズパラダイスというわけ。本当は教えたくない美味しい情報なのですが、今回はゴルフを愛する読者のみなさんにだけに、そっとリークしちゃいます。さあ、腕に覚えのある方は、来年の「冬」に向けてレッツ・プランニング!
花鳥風月
デザインに一目惚れ「Danzka(ダンツカ)ウォッカ」
この夏チューリッヒ国際空港のボーディング直前のキオスクで、「これは!」と手に取ったのが「Danzka Vodka」。ウォッカボトルは全体的にスタイリッシュなデザインのものが多いが、デンマーク産のこれは特に秀逸、MY TASTE。珍しいフレーバーウォッカがさらに、シェーカー型のアルミボトルに。ロゴプリントもシンプル、クール。シトロンやカレント、ベリーなどのフレーバーの中から、私は無難にグレープフルーツをチョイス。
帰国後、ロックで味見と洒落こんだところ「ウッ!」。さすがに強烈!「辛苦い」と表現するのが一番近いかな・・・。ウォッカ愛好家からは邪道のそしりに甘んじようと観念しながら、このクールなデザイン、何とか美味しく飲みたい一心で水割りに。9:1、8:2、7:3、6:4と・・・これが大正解!まろやか、すっきりとした後口のよさ。現在、私の欠かせないナイトキャップとして活躍しております。日本でも入手可能のようなので、お奨めしますゾ、ジャドウなウォッカを。旅先のこんな出会い、発見、これもまた醍醐味ですよね。
マイフェイバリットホテル
ミスターおすすめゴールドコーストの「絵のようなオージー・ハイダウエイ」
完璧に整備されたゴルフコース(サンクチュアリ−コーブ・ゴルフクラブ)の中に、ぽつんとたたずむハイアット リージェンシー サンクチュアリ コーブの創業は国内バブル発症時。ユーカリの鬱蒼とした原野に鍬入れをして開発が始まり、土地を整備している段階から数えること20年、その「成長」を目の当たりにしてきただけに私にはいとおしい存在のリゾート。
誕生したホテルは、自然と共生する洗練されたカントリースタイル。基本はあくまでも上品なナチュラルテイスト。どこから見ても「絵になる」のです。客室に置かれた重厚な木の家具や輝くようなウッドフロア、ブームに左右されない落ち着きと気品に満ちた館内の雰囲気は、創業時からそのクオリティを堅実に保っている。妥協のないメンテナンス、この徹底したマネジメント力は出色。だからといって、スノッビーな高級リゾートではないのが、オージーならではのフレンドリーホスピタリティ。ハイアット リージェンシー・サンクチュアリ コーブの最大の魅力は、そんなハイセンスなアンビアンスの中にあってリラックスした、癒しモードな心地よい空気が満ちあふれていることなのです。
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