マダムヨーコの辛口旅サロン「目指せエレガント・トラベラー」
Vol.53

Vol.
53

トシをとったら二人でダイビング

まだまだ寒い日が続きますが、みなさまインフルエンザやノロにやられていませんか? 調子の悪いときは無理せず、さっさとお布団に潜り込んでくださいね。ところで。35歳の男性読者から「マダムは男性に厳しすぎます?」というコメントをいただいてしまいました。いえいえ、マダムは女性にも厳しいのですよ。ぜひバックナンバーで、この小姑ぶりを確認なさってくださいませ?。ほほほっ。

旅先で愛を再燃させましょう

マダムが男性に厳しい理由、それは男性には常にスマートで優しく雄々しくいてほしいし、そんなお姿をハート型の目で見つめていたいからなのでございます。特に外国旅行のように、見知らぬ状況の中で心細く不安なときは自分のパートナーだけが頼りでございましょ? なのに、日本では常識人のくせに、外国に行くといきなり存在感ナッシングorなにそのオレ様ぶり、な男性が実に多いのでございます。端で見ていても心が痛むその態度、同行のガールフレンドのご心中、いかばかりかと存じます。

旅先で愛が再燃するならともかく、どんどん消えていくなんて、ああ、つらすぎます。バカンス中だけでも愛しのダーリンでいて欲しい・・・そんな願いを込めて苦言を呈しているのでございます?。もちろん女性にも、エスコートをされるだけのエレガンスやムードは大切です。せっかくレストランを予約してもらったのに、ジーンズ&Tシャツじゃエスコートの張り合いがありませんものね。旅先できちんと「マダム」として遇されたいのなら、女性にも心得があります。こちらもバックナンバーで復習なさってくださいね。

カップルのバカンス、一緒に何をしますか?

さて、みなさまはそんなカップルでのバカンスをどうお過ごしでいらっしゃいますか? 舞台がビーチなら日光浴に海水浴、バナナボートにパラセイリングなどなどたくさんのアクティビティがありますが、年齢を重ねるに従い「紫外線が・・・」「体力が・・・」「それよりも水着姿が・・・」と、いろいろな問題点が浮上してくるもの。もしくはどちらかがパワー不足で「行くならご勝手に」の別行動状態に。せっかく時間を作って二人できたのに、それではさみしすぎます。やっぱり愛しのパートナーと一緒に何かしたいではありませんか。

それでも近年は、かつてのような「オトコはゴルフ、オンナは買い物とスパ」は、ずいぶん改善されてきたようですわね。ともにゴルフを楽しみ、プレー後にゆっくりスパでくつろぐなんて、ミスターも提唱していましたが、カップルで同じ趣味を持つことの最良のメリットではないかしらん。でも、もし二人に共通の嗜好がなく、ビーチリゾートに行くけど特に目的なし。観光スポットめぐりやディナークルーズのオプショナルツアーにでも参加すればいいか・・・とお考えの方。とっておきのイベントがございますわよ!

一緒にアンダー・シー・ワールドへ!

それはスキューバダイビング。そう、タンクを背負ってマスクをしてフィンをつけ、海に潜るアレでございます。あら?「そんなのムリムリ!」という声が聞こえてきそうですわね。でもそれは思い込み。かのレニー・リーフェンシュタールが70歳を過ぎても現役ダイバーだったように、スキューバダイビングは健康に問題がなければ、かなりの高齢になってもトライできる素晴らしいマリンスポーツなのでございます。そして初めて知る海の中の世界! その驚きと感動。最初は尻込みしていたのに、今ではすっかりハマってしまったという話もよく聞きますわねえ。

ちなみにマダムも最初は全くのノー興味派でございました。オーストラリアやフィジーで友人にすすめられてしぶしぶ体験ダイビングに参加したときだって、すでに行きのボートの中でゲロゲロ。スポットについたはいいが、体をタテにすることすらできず、涙目で横たわったまますべてが終了いたしました。結局、一度も海に入ったことなどなかったのです。しかし、ある時、ダイビングは有名だけど他には何もない島でラブラブバカンスをすることになり一念発起。ダイブショップとライセンス取得プログラムを用意しているリゾートに滞在し、何の予備知識も心構えもないままにレッスンをはじめてしまったのでした。

ライセンス取得は意外と楽しい

ところが、これが結構楽しかったんですのよ! プールでの実技&めんどくさい数式を扱う講習と、ライセンスをいただくにはさまざまな試練がございます。「プールに一定時間浮いているだけ」ということができずにジタバタしている体脂肪の薄いボーイフレンドを横目に、楽勝のマダム。筆記試験に落ちてひっそり補習を受けてるヤンキー風カップル。日々悲喜こもごも。たとえれば車の免許を取る合宿みたいな感じしょうか。仮免にあたる海洋実習も忘れられませんわねえ。三半規管が弱いマダムはどーしても耳抜きができず、もう死ぬ思いでクリアしたのですが、無事海面に上がったときには鼻血ダラダラ。ボーイフレンドの笑顔も引きつり気味でした。

言い忘れておりましたが、この時マダムはもうフレッシュとは言い難い年齢でした。しかし参加者の中では若いほう。ともに還暦を過ぎているというご夫婦や、ひとりで来ている50代の女性も数人いました。スタッフはみな日本人で、その点も安心でしたし、レッスンも決してスパルタではございません。無事卒業証書を手にしたときは嬉しかったですわね。最終日は、そのままボートで2時間半の、ダイバー憧れのスポットへ。このときは不思議と船酔いもせず、恐ろしいようなバラクーダの大群を目の前に声を失いましたっけ。あと、海の中って不思議な音がするんですの。波が作り出す心臓の鼓動のような・・・。ゆらゆらと揺られているだけで何とも安らかな気持ちになるのです。

つらくも苦しくもないスキューバダイビング

スキューバダイビングは1日の潜水時間が定められているため、遠方へのボートダイビングでなければ丸1日費やす必要がなく、滞在中に十分他の楽しみも味わえます。機材もオールレンタル可能ですし、アジアのビーチリゾートでは「お姫様ダイブ」と言われるように、機材セッティングから装着、エントリー&エキジットまで全部現地スタッフが手取り足取りサポートしてくれるケースがほとんど。これなら初心者でも、お久しぶりのダイビングでも緊張せずにトライできますわよね。そしてカップルならバディはきっとパートナー。海の中で二人の世界を共有したあとは、不思議と親密度も深まるもの。これぞスキューバダイビング想定外のメリットなのです!

旅先で何か新しいことをはじめてみたい、二人で一緒に長きにわたって楽しめる趣味を見つけたい、年齢や技術に関係なくトライできるスポーツを探している・・・そんな方はぜひぜひスキューバダイビングを。旅に出る新しい楽しみがきっと増えますわよ。マダムも久しぶりに潜りたくなりました(沈むためのウエイトが恐ろしく重いことはナイショざます!!)。他にもカップルで楽しめる趣味をご存じの方、マダムに教えてくださいませね。では、また来月。Ciao!


聞かせてあなたの声を

大反響だったアップルワールドが行ったアンケート、「あなたの彼氏(夫)旅先でイケてますか?」ですが、マダム的には男性サイドからのご意見もうかがいとうございます。ご自分のガールフレンドや奥様に、「それはないんじゃないの」もしくは「こうして欲しい」という、なかなか面と向かって言うことのできないまっとうな提言。心優しき男性陣に変わって、マダムがどーんとご紹介いたします。ふだんはこのコラムを読んでいるだけの貴殿、思うことをお便りくださいませ。もちろん、女性の立場から同性へのご指摘もOKでございます。みなさまの声をお待ちしておりまーす!

使えるワンポイント英会話

「どうなってるの?」という意味のフレーズです。勝手に話が進んでしまい理解できないとき、同意もなく物事が決まりそうなとき、そのまま流されてしまっては危険! たとえムードを壊すことになっても、この一言を発してしっかり状況を把握しましょう。

他にも、あらゆるシーンで役立つ英会話がそろってます!

今週の旅格言

「人生に「遅すぎる」はなし」何事もチャレンジするのに遅すぎると言うことはありません。年齢を言い訳にして好奇心や行動力を抑制してはいけません!