世界の代表的な建築様式と、その特徴を取り入れたホテルをご紹介していきます。ホテル滞在がもっと楽しくなる、ホテルはもっと身近になる。そんなコンテンツをお届けします。
ホテル滞在を100倍楽しくする、「建築様式学」のススメ
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柱と梁からなる直線的な造り。神殿に代表される、重厚で均整のとれた様式。
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アーチやドームの出現により、小さな材料で大空間が建造可能に。
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戦乱の中世ヨーロッパで生まれた、修道院や教会のための様式。巡礼路沿いに発展。
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11~12世紀、都市に流入した多くの人々のための救いの場所。大聖堂は「巨大な聖書」だった。
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15~16世紀、大きな変革の時代に、イタリアで生まれた新たな様式。
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16世紀後半、国家権力の揺り戻しで、教会や国王の絶対的力を誇示する重厚な様式。
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18世紀、教会が世俗化し、国家権力が倦怠感を漂わせた時代に生まれた、耽美的で官能的な様式。
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産業革命やフランス革命を迎えた激動の時代、新たなる古典の研究と発見。
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19世紀、都市の美しさが際立った時代に、建築や芸術面でもこれまでにない全く新しいスタイルが生まれた。
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20世紀初頭、新大陸で花開いた近代建築の象徴。超高層建築の技術と富の集中が生み出した都市建築の美。
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20世紀前半、「脱・装飾」「機能主義」の流れの中で生まれた、全く新しい様式。
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「機能」から「ゆとり/遊び」へ。新しい装飾を模索したポストモダン。
構成・制作監修
栗田 仁(くりた じん)
建築家・東海大学講師。学生時代のヨーロッパ一人旅5週間以来、旅にはまる。世界の終着駅建築、庭園、公共交通機関(とりわけ新世代高性能路面電車LRT)に格別の興味をもっている。著書は世界35の街を描いたエッセイ『街はいつでも上機嫌』(静岡新聞社)ほか。